【MTGRocks】記事情報:奇妙な再録禁止リストのクローンが、クラシック・フォーマットの影響で439%高騰。

MTGOで存在感を増したレトロ環境「Premodern」の盛り上がりにより、採用カードの需要が急上昇しています。
その流れの中で、コンボデッキ「Full English Breakfast」の中核カード「ヴォルラスの多相の戦士」が短期間で大幅に高騰し、注目を集めています。
■ 要点解説
● 「Premodern」人気が旧カード市場を押し上げ
- 「Premodern」は“懐かしいカードプール”を使う一方、MTGO導入で近年になって注目度が上がった比較的新しい盛り上がりを持つ形式。
- プレイヤー増加に伴い、「Premodern」で使われる過去カードの需要が増え、価格が跳ねやすい状況が続いている。
● 「ヴォルラスの多相の戦士」は今では希少な設計のクローン
- 通常のコピーカードと異なり、戦場に出た後も「墓地の一番上のクリーチャー」を参照して姿が変わり続ける。
- 墓地の“順番”を参照する設計は現在の開発方針では扱いにくく、再登場しにくい「過去の遺物」的デザインとされる。
● 「Full English Breakfast」の中心として機能
- 代表的な狙いは、「ヴォルラスの多相の戦士」で墓地トップを「Phyrexian Devourer」にし、起動型能力で山札を追放してカウンターを稼ぐ。
- その後に「トリスケリオン」を捨ててカウンターを移し替え、ダメージで勝ち切るルートが紹介されている。
- 状況に応じて別クリーチャーへ切り替え、打点プランを取れる点もこのデッキの特徴。
● 大会実績が追い風になり需要が集中
- デッキが環境を支配している段階ではないものの、MTGOの「チャレンジ」や「レガシー」で好成績を残し注目度が上昇。
- さらに「Premodern」で大型の禁止改定が出たタイミングで、パワーバキュームを見越した買いが入りやすくなった。
● 価格推移
- 1月上旬:近い状態で 約620円前後
- 現在:近い状態の平均が 約3,410円(本文では439%増)
- 出品は 約3,875〜6,200円帯も見られる
- 状態を落とすと安く買える例もあるが、在庫は薄く上振れ傾向
- lightly played:約2,635〜2,945円
- heavily played:約2,015円
● 再録不可に近い条件が高騰を支える
- 再録禁止リストかつ実質的に別バージョンがなく、供給を増やして価格上昇を抑える手段がない。
- そのため需要が増えるほど価格へ直接反映されやすい。
● 将来は「Premodern依存」が最大の変数
- 価値の大部分が「Premodern」での採用に依存し、レガシーやヴィンテージではほぼ使われず、統率者でも採用は多くない(本文ではEDHREC合計749デッキ程度)。
- もし「Full English Breakfast」側が将来禁止などで弱体化すれば、価格が 約620円水準へ戻る可能性もある。
- 一方で、同じく「Premodern」依存だった再録禁止リストカードが禁止後も値下がりしなかった例もあり、下落しないシナリオもあり得る。
■ まとめ
「Premodern」の注目拡大を背景に、「ヴォルラスの多相の戦士」はコンボデッキ「Full English Breakfast」の要として需要が集中し、約620円前後から約3,410円へ急騰しました。
再録禁止リストで供給が増えない以上、高値が維持されやすい一方、価格が「Premodern」の環境変化や禁止改定に左右されやすい点はリスクです。
今後はデッキの流行継続とレギュレーション動向が、価格の上昇継続か反落かを決める焦点になります。
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