【MTGRocks】記事情報:MTG ファイナルファンタジー統率者の影響でFallout カードが367%高騰。


数日前、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストがファイナルファンタジー統率者デッキ4種を一斉公開し、プレイヤーに衝撃を与えました。
中でも、FF7をテーマにした「リミットブレイク」デッキの影響で、装備系統率者デッキ向けの人気カードが一気に高騰しています。
最も注目されているのが、2024年のフォールアウト統率者デッキで初登場した「所持品管理」です。
● 注目ポイントと価格高騰の理由
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「所持品管理」とは?
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オーラや装備品を瞬時に自由に付け替えることができるインスタント。
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「刹那」持ちで打ち消されにくく、戦闘中の奇襲や除去対策として非常に優秀。
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コストが2マナと軽く、「巨像の鎚」など高コスト装備の付け替えも省エネに。
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FF7統率者デッキ「リミットブレイク」との強烈な相性
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主役「元ソルジャー、クラウド」を筆頭に、装備シナジー満載の構成。
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デッキ内に再録された「巨像の鎚」やメインセットの職業テーマ装備カードの存在が、装備サポートの需要をさらに押し上げ。
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価格の推移
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4月時点では約183円、5月初旬には一時約158円に下落。
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FF7デッキ公開直後から急騰し、現在は平均約852円、中には約1,200円で取引される例も。
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TCGplayerではニアミント状態の通常版は約1,158円から。
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なお、V.A.T.S仕様のショーケース版は今のところ約730円とやや割安だが、在庫僅少。
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● 今後の見通しと過去の価格動向
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約1,460円超えの可能性も
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現在TCGplayerで流通しているニアミント非フォイル版は約40枚程度。
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需要に対して供給が少なく、さらに新規プレイヤーがFFデッキを手にすることで需要はさらに拡大の見込み。
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過去の高騰と下落の事例
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2024年11月、マーベルの「Captain America, First Avenger」公開時にも約755円まで高騰。
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その後、2025年1月には約161円に暴落。
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FFのようなテーマデッキは単体デッキ構築よりも敷居が低いため、今回はもう少し持続性があると予想される。
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● まとめ
「所持品管理」は、その優れた装備品操作能力により、統率者戦の装備系デッキで高く評価されてきました。
今回のFF7「リミットブレイク」デッキ公開により、プレイヤーの注目度が一気に高まり、価格も過去最高水準に到達しています。
今後の動向としては、短期的には価格の更なる上昇が見込まれますが、過去に見られた一時的なバブルの再来となる可能性も否定できません。
コレクターやプレイヤーは、今が購入・売却の判断タイミングとして重要な分岐点となりそうです。
現時点では、ショーケース版の方が割安な選択肢として魅力的ですが、在庫が尽きる前に確保しておくのが賢明です。
ファイナルファンタジー効果による装備カード需要の波に、今後も注目していきましょう。
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