【MTGRocks】記事情報:「ファイナルファンタジーXV」の主人公、MTGのコンボマシンとして登場。



マジック:ザ・ギャザリング(MTG)とファイナルファンタジーのコラボセットは、早くも多くの注目カードを輩出しています。
中でもFFXVの主人公「ルシスの王子、ノクティス」は、再利用とコンボ支援に特化したカードとして高く評価されており、統率者戦やスタンダードの構築でも存在感を放ちつつあります。
特に、その独自のアーティファクト再利用能力が、多くのプレイヤーに可能性を感じさせています。
■ 要点解説
-
「ルシスの王子、ノクティス」の基本性能と能力
マナ総量4(白青黒1)、4/3の絆魂持ち伝説のクリーチャー。
墓地からアーティファクト呪文を追加で3点ライフを支払うことで唱えることが可能。
ただし、それらには「最終カウンター」が置かれ、再利用が制限される。 -
強力だが制限付きのリキャスト能力
過去に墓地から呪文を唱える強カードとして知られる「ヨーグモスの意志」や「死の国からの脱出」ほどではないが、「ルシスの王子、ノクティス」はコスト不要のアーティファクトを複数展開でき、特にレガシーやヴィンテージで真価を発揮する可能性がある。 -
コンボの可能性
ライフ支払いの制限は「霊気貯蔵器」で対策可能。
これは連続呪文によって指数関数的にライフを得られる装置で、「ルシスの王子、ノクティス」との相性は抜群。
「最終カウンター」の制限は「モックス・ダイアモンド」で回避可能。
土地を捨てない選択をすれば場に出ずにカウンターも乗らないが、呪文としては唱えられるため、「霊気貯蔵器」のトリガーとしてカウントされる。
「虚空の杯」を0に設定して、自分のゼロマナアーティファクトを打ち消すことで同様の動きが可能。 -
統率者戦(cEDH)での実用性も
高速展開とゼロマナアーティファクトの多用はcEDH環境とも相性が良く、「ルシスの王子、ノクティス」をフィニッシャー兼コンボ中核として採用する動きも出ている。
さらに「魔力の導管」や「精神隷属器」との複雑な勝利手段も構築可能。 -
スタンダードでの堅実な活躍
「ルシスの王子、ノクティス」は単なるコンボカードではなく、フェアなアーティファクトデッキでも強力。
アゾリウス系のアーティファクト戦略では、中盤以降のリソース回復手段として活躍。
特に「身代わり合成機」や「再利用隔室」との組み合わせが強力で、墓地から即時再利用可能。
「窯焼きの煉瓦」や「編まれた網」など、作成能力を持つアーティファクトは最終カウンターの影響を受けずに再利用できる点も見逃せない。 -
黒マナのタッチコストと今後の環境変化
「ルシスの王子、ノクティス」を含めるには白青に黒を足す必要があるが、「始まりの町」などの新カードにより色の安定性は向上予定。
これにより「不気味なガラクタ」や「悪魔の破砕機」など黒系アーティファクトカードも視野に入る。
■ まとめ
「ルシスの王子、ノクティス」は、ファイナルファンタジーコラボの中でも特に注目すべき1枚です。
墓地からアーティファクトを唱えられるという能力は、単なるバリュー源としてだけでなく、無限コンボの起点としても優れており、統率者戦やスタンダードの両方での活躍が期待されます。
制限付きながらも「3点ライフ支払い」「最終カウンター」への対策が確立されつつあり、特に「霊気貯蔵器」との組み合わせによる即死コンボは注目の的。
スタンダードでも長期戦型アーティファクトデッキのフィニッシャーとしての採用が現実味を帯びており、将来性も十分です。
「ルシスの王子、ノクティス」は、ファンアイテムとしてだけでなく、メタゲームにも影響を与える実力派カード。
今後のデッキ構築の軸として、プレイヤーたちの注目を集め続けることでしょう。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック
コメント