【MTGRocks】記事情報:ファイナルファンタジーの影響で『統率者マスターズ』の英雄譚の定番カードが1551%高騰。


ついに始まった『マジック:ザ・ギャザリング × ファイナルファンタジー』のプレビューシーズン。
その中でも注目を集めているのが、「召喚獣」のカード化と、過去カード「寓話の歌い手、ナルシ」の再評価です。
新たな英雄譚・クリーチャー(召喚獣)と強力な相性を見せるナルシは、競技シーンや統率者戦での活躍を見越して需要が急増し、価格も急騰しています。
要点解説
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FF召喚獣は「英雄譚・クリーチャー」として登場
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バハムートやフェンリルなどFFの象徴的な召喚獣が、英雄譚能力+クリーチャーとして表現。
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英雄譚同様、各章の誘発後に生け贄になるが、その間に戦闘でも活躍。
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コストは重め(フェンリル:5マナ、バハムート:9マナ)だが、効果は非常に強力。
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「寓話の歌い手、ナルシ」が再注目される理由
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ナルシはエンチャント(特に英雄譚)が生け贄になるたびに1ドロー+ライフドレイン。
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FF召喚獣の英雄譚部分をそのまま活用でき、デッキ全体のドロー力と除去圧力を強化。
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2023年の「統率者マスターズ」で初登場、当初は「トム・ボンバディル」支援用のニッチカードだった。
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価格推移と市場の反応
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発売1か月前時点でTCGplayerでの価格は約112円。
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プレビュー開始と同時に注目が集まり、わずか1日で500枚以上が販売。
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現在の市場価格は約1,860円、最安出品は約2,810円に上昇。
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枠なしボーダーレス版は約3,840円から出品されており、さらなる高騰も予想される。
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今後の動向と懸念点
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ナルシと相性の良い召喚獣(特にアブザン配色のもの)が増えるかが価格維持の鍵。
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現時点では確定的なメタ入りとは言い切れないが、カジュアル層やFFファンの需要は高い。
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短期的な値下がりの可能性もあるが、FFコラボの人気次第で一定の需要は継続と見られる。
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まとめ
「寓話の歌い手、ナルシ」は、ファイナルファンタジーコラボセットによって一気に脚光を浴びた再評価カードです。
召喚獣という新しい英雄譚・クリーチャーの登場により、既存の英雄譚シナジーと組み合わせた統率者戦やカジュアル構築の中心的存在となる可能性が高まっています。
価格はすでに通常版で約1,860円、希少なボーダーレス版では約3,840円と急上昇していますが、今後のプレビューでさらなる相性の良いカードが登場すれば、追加の高騰も十分に考えられます。
一方で、供給量の増加や需要の一巡により一時的な値下がりが起きるリスクもあるため、購入や投資はタイミングの見極めが重要です。
競技的な強さだけでなく、FFファンの心を掴む「召喚獣」テーマがどこまでMTGの世界で広がるか、今後の展開から目が離せません。
今のうちに手に入れるか、それとも様子を見るか――プレイヤー・コレクター双方にとって、今が分岐点となりそうです。
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