【AETHERHUB】記事情報:「コーリ鋼の短刀」より人気のあるかもしれない3枚の予想外のカードは?








Magic: The Gathering(MTG)の『タルキール:龍嵐録』の登場以来、スタンダード環境では「コーリ鋼の短刀」を中心とした「イゼット・果敢」が大きな注目を集めている。
この装備カードは攻撃性と展開力に優れたデッキの核として機能してきたが、実は今、別の3枚のカードが使用率でその存在感を上回っているという報告が出ている。
ここでは、注目の「コーリ鋼の短刀」と、それに迫る・超える人気を見せる新カードたちを紹介する。
【要点解説】
■ 「コーリ鋼の短刀」の概要と環境への影響
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マナコストは2マナ(1赤)。
装備クリーチャーに+1/+1、トランプル、速攻を付与。
さらに毎ターン2枚目の呪文を唱えると1/1果敢モンクトークンを生成。 -
装備コストはわずか1マナ。展開のテンポが非常に速い。
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「コーリ鋼の短刀」を主軸とした「イゼット・果敢」は、スタンダードのBo3環境で1位、Bo1環境で3位の使用率。
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勝率は70%超、RCQ(予選大会)でも55%の非ミラーマッチ勝率を記録。
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除去に強く、継続的な展開が可能。まさにアグロデッキの理想形。
■ 使用率で上回った3枚の新カード
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「ジェスカイの啓示」
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マナコストは7マナ(4青赤白)。
ドロー、ライフ回復、除去、トークン生成を一度に行う“5つの効果を持つ”神話レア。 -
発表当初はネタ扱いされたが、実際にはコントロール系デッキ(特に「道の体現者、シィコ」を軸にしたジェスカイ)で複数枚採用されている。
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現在は複数の構築済みデッキで採用されており、標準的なコントロールのフィニッシャーとして定着。
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「乱動するドラゴンの嵐」
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2マナのエンチャント。主効果はドロー支援と手札補充。
ドラゴンを必要とする能力はほぼ無視されている。 -
ドラゴン系でなくても利用可能な汎用性が高く、コントロールやコンボ系デッキでも使用例あり。
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初週の使用率は192デッキ中13件と、11番目に使われた新カードとなった。
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「新たな道の魁」
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5マナのインスタント。ダメージを無効にしつつカードアドバンテージを得る効果を持つ。
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アグロ相手へのカウンター手段として機能し、ジェスカイの同系統スペルとの相性が良い。
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ジェスカイ・コントロールや「ジェスカイの啓示」を採用したデッキと併用されるケースが多く、統計的に「コーリ鋼の短刀」と並ぶ人気。
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■ 番外:話題性のあったカード「生を産む死」
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大量ドロー+全体除去という夢のような効果を持つ高コストカード。
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現実的な採用は難しいが、リリース初期には話題性でデッキに採用されるケースが多かった。
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実用性は低いものの、一時的に「コーリ鋼の短刀」と並ぶ話題性を誇った。
【まとめ】
「コーリ鋼の短刀」はその安定した展開力と果敢トークン生成能力により、イゼット・果敢をスタンダードのトップアーキタイプに押し上げた。
しかし、汎用性のあるカードやジェスカイ系の強力呪文により、他の新カードたちも存在感を増してきている。
特に「ジェスカイの啓示」や「乱動するドラゴンの嵐」は複数のデッキタイプでの採用実績があり、今後のスタンダードメタゲームの多様化を予感させる。
今後はこうした柔軟性とパワーを兼ね備えたカードが、単一デッキ特化型のカード以上に環境を支配する可能性があるだろう。
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