刺激的なMTGファイナルファンタジーの新カード、忘れられた「クリーンアップ・ステップ」を復活させる。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:刺激的なMTGファイナルファンタジーの新カード、忘れられた「クリーンアップ・ステップ」を復活させる。

 

 

 

 

『マジック:ザ・ギャザリング(MTG)』と『ファイナルファンタジー』のコラボセットでは、同シリーズの強敵「アダマンタイマイ」と「ヤズマット」がカード化され、原作ファンとカードゲームプレイヤーの双方から注目を集めています。
特にアダマンタイマイは、MTGの複雑なルールの中でも珍しい「クリーンアップ・ステップ」を直接参照する初のカードとしても話題です。

要点解説

  • 「古代のアダマンタイマイ」の性能と意義

    • 8マナ8/20という前例のないスタッツを持つ神話レアの海亀・クリーチャー。

    • 「警戒」「護法3」を持ち、自身以外に与えられるダメージをすべて肩代わり。

    • 通常のルールと異なり、クリーンアップ・ステップでのダメージ回復が行われず、受けたダメージは永続。

    • 死亡時には追放され、代わりにタップ状態の宝物トークンを10個生成。

    • ダメージを蓄積し続ける仕様と広範囲の防御能力により、数ターンにわたりゲームの進行を止める壁として機能。

    • 「まだ死んでいない」などで死亡置換効果を回避すれば再利用も可能だが、10マナ相当の価値を得られる時点で充分なパワー。

  • MTGルールへの影響:「クリーンアップ・ステップ」の明記

    • クリーンアップ・ステップとは、各ターン終了時に手札を上限まで調整し、パーマネントのダメージを回復するフェーズ。

    • このステップを明記するカードは30年近いMTGの歴史でわずか15枚しかなく、アダマンタイマイは初の明記付き新規印刷カード。

    • こうした設計は「心を持たぬ者、オメガ」の「非基本土地参照」など、プレイヤーのルール理解を促す新しい試みに連なっており、Wizards of the Coastの設計姿勢の広がりを示す。

  • ヤズマットの性能

    • エンチャント「サブクエスト:モブハント」として登場し、戦場に出ると最大1体のクリーチャーを除去。

    • 各ターンの終了時、対戦相手のクリーチャーが死亡していれば宝物トークンを生成。宝物が3つ以上あると変身。

    • 変身後は5/6の伝説のドラゴン・クリーチャーとなり、2マナと生け贄で破壊不能を得る能力を持つ。

    • 原作の「HP5000万」の強大さに比べると性能は控えめで、構築での使用は難しいが、リミテッドでは十分なパワーカード。

まとめ

『ファイナルファンタジー』とのコラボにより、『マジック:ザ・ギャザリング』には新たな風が吹き込まれています。
中でもアダマンタイマイは、ルールの深層に触れるデザインと強力な性能を兼ね備えた注目カードです。
ヤズマットもファンには嬉しい登場で、セットの世界観をより豊かにしています。

こうしたカードは、既存プレイヤーにとってはルールの理解を深めるきっかけとなり、新規プレイヤーには原作愛と融合した魅力を提供します。
セット全体として、遊びごたえとファンサービスの両面で成功が期待されます。

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