『ファイナルファンタジー』の影響で禁止赤パンプ呪文が1157%高騰。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:『ファイナルファンタジー』の影響で禁止赤パンプ呪文が1157%高騰。

 

 

 

『マジック:ザ・ギャザリング』と『ファイナルファンタジー』のコラボセットが注目を集めています。
クラウド、セフィロス、ライトニング、ビビなど、シリーズを代表するキャラクターが次々とカード化される中で、あるカードが予想外の注目を浴びています。
それが、古いカード「猛火の群れ」です。FF9のキャラクター「迷える黒魔道士、ビビ」との相性から、価格が急騰するという現象が起きています。

要点解説

  • 「猛火の群れ」の基本性能

    • 2マナのインスタントで、対象クリーチャーにパワー修正を与えるパンプスペル。

    • 特徴は、コストを支払う代わりに手札の赤いカードを追放し、そのマナ総量分パワーを上昇させられる点。

    • 通常は地味なカードだが、特定のコンボで有用になる。

  • 「迷える黒魔道士、ビビ」とのシナジー

    • ビビの能力により、大量のマナを生み出す動きが可能に。

    • 例えば、マナ総量12のカード(「一斉噴火」など)を追放してビビを強化し、一気に13マナを生成。

    • このマナを使って「水銀の精霊」を高速展開し、無限マナコンボに繋げられる。

  • 価格の急騰

    • 長らく約190円程度で取引されていた「猛火の群れ」が、2025年5月時点で最大約2,600円まで急騰。

    • これはおよそ1157%の価格上昇にあたる。

    • 主な原因は供給不足と需要の急増で、TCGplayer Directでは新品同様の在庫が10枚以下に。

    • 最安でも約2,350円からと、かなり高騰した価格帯に突入。

  • 今後の価格動向は不透明

    • シナジーは存在するものの、あくまで特定のコンボ依存であり、他のカードの方が汎用性が高い。

    • 現状の価格は需要の急増による一時的なバブルの可能性も。

    • カジュアル層には約2,300円超は高すぎるという見方も強く、値下がりする可能性も否定できない。

まとめ

『ファイナルファンタジー』コラボで注目されるMTGの新カードたちの中でも、FF9のビビの影響で「猛火の群れ」の需要が一気に高まり、価格が過去の10倍以上に跳ね上がるという異常な動きを見せています。
コンボパーツとしては魅力的ですが、汎用性の低さと価格の高さがネックとなるため、この高騰が長続きするかは不透明です。
とはいえ、こうしたカード間の相互作用こそがMTGの面白さであり、今後も他の旧カードの再評価が起こる可能性は十分にあります。コラボセットの続報にも要注目です。

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