ファイナルファンタジー人気でイニストラードの微妙なコモンが2000%超の高騰。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:ファイナルファンタジー人気でイニストラードの微妙なコモンが2000%超の高騰。

 

 

 

 

マジック:ザ・ギャザリングとファイナルファンタジーのコラボセットが公開され始めて数日ですが、早くも流通市場では価格変動が起きています。
特に注目されているのが、かつては見向きもされなかったコモンカード「月霧」の急激な価格上昇です。
かつてのインニストラードで登場したこのカードが、今なぜ再評価されているのでしょうか?

● 「月霧」高騰の背景と注目ポイント

  • 変身クリーチャーへのサポートが再評価

    • 「月霧」は「すべての人間を変身させ、狼男と狼以外の戦闘ダメージを防ぐ」インスタント(1緑)です。

    • 元々は狼男サポート用カードとして印刷されたが、あまりにニッチで長らく使われていませんでした。

  • ファイナルファンタジーの新カードが価格急騰の引き金に

    • 新セットでは、「魔導戦士、ティナ」、「イフリートのドミナント、クライヴ」、「威名のソルジャー、セフィロス」などが「人間から別の姿に変身する伝説のクリーチャー」として登場。

    • 「月霧」はそれらの人間伝説クリーチャーを条件無視で即時変身させる手段として注目されるように。

  • 変身条件の難易度と裏面の強さが評価を後押し

    • 多くの新伝説は変身に大量マナやソーサリータイミングを要求。
      「月霧」ならそれらを即座に達成可能。

    • 例:「イフリートのドミナント、クライヴ」の裏面は9/9で着地時に格闘。
      「威名のソルジャー、セフィロス」は「血の芸術家」風のエンブレム生成。

  • 価格は数日で約40円から約720円に上昇

    • 上昇率は2026%、The List版(再録)はまだ約162円と割安感あり。

    • 元の印刷が非常に少なく、再録も限定的だったため供給不足による上昇。

  • 将来性とリスクの両面に注意

    • 現在の急騰は「一時的な過熱」の可能性あり。長期的に価格が下がるリスクも。

    • 一方で、変身サポートという特異な効果により、再録されにくく値段が維持される可能性もある。

    • 緑を含む統率者デッキで変身戦略を採用するなら1枚は採用の検討価値あり。

  • 実用性は限定的なため投資には注意

    • 変身クリーチャー中心の構築でなければ、単なる「濃霧」(ダメージ軽減)効果に過ぎない。

    • 価格高騰の初期段階で購入すると、値下がり時に損をするリスク大。

    • 試したい場合はThe List版を選ぶのが無難。

● まとめ

ファイナルファンタジーコラボの新たな変身型クリーチャーの登場により、「月霧」は突如として注目のカードとなりました。
即時変身というユニークな効果は、マナや条件に縛られた新カードたちと非常に相性が良く、需要が急増しています。

とはいえ、この価格急騰は今後も続くとは限らず、実際の使用率や評価次第では元の価格帯に戻る可能性もあります。
特定戦略においては便利なサポートカードですが、過剰な期待で高値掴みしないよう注意が必要です。
今後の動向を見守りつつ、必要であれば安価な再録版で試してみるのが賢明でしょう。

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