【MTG公式】記事情報:マジック:ザ・ギャザリング 基本ルール改訂案内
『MTG ファウンデーションズ』のリリースに伴い、ゲームルールやカードテキストにいくつかの変更が行われました。
今回は、戦闘ダメージの割り振りルールの簡略化を中心に、その他のルールやテンプレート変更について解説します。
要点解説
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戦闘ダメージ割り振りルールの変更
- 以前の複雑な「戦闘ダメージ割り振り順序」が廃止され、攻撃側プレイヤーが自由にダメージを分配可能に。
- 例: 攻撃側の3/3クリーチャーが2体のブロッカーにブロックされた場合、3ダメージを任意に分割可能。
- トランプル持ちの場合、全ブロッカーに致死ダメージを与えた後にプレイヤーやプレインズウォーカーへダメージを与える点は変更なし。
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変更の理由
- 複雑なルールが実際のプレイにおいてほとんど活用されていなかった。
- 新ルールは直感的で初心者にも分かりやすく、戦略的な選択肢を維持しつつゲーム体験を向上。
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その他のルール変更
- 攻撃中のクリーチャー関連の修正:
- 防御側のプレイヤーやパーマネントが存在しない場合でも、クリーチャーが戦場に出ることを明確化。
- 継続効果の期間ルール(611.2b)の更新:
- 効果が発動するタイミングをより正確に反映。
- 「修正」キーワードの再定義(700.9):
- すべてのパーマネント(クリーチャー以外も含む)が修正対象になる場合を明確化。
- 攻撃中のクリーチャー関連の修正:
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カードテンプレートの変更
- 簡潔で明確な表現:
- 「トップまたはボトム」の選択や「犠牲」の対象選択をより分かりやすく更新。
- 例: 「各プレイヤーはクリーチャーを生け贄に捧げる」→「各プレイヤーはクリーチャーを1体選んで生け贄に捧げる」。
- 伝説カードの名前の再使用:
- 一部カードでカード名を明示する表現を復活。
- 簡潔で明確な表現:
まとめ
『MTG ファウンデーションズ』のルール変更は、ゲームをより直感的でプレイしやすくするためのものです。
特に戦闘ダメージ割り振りルールの変更は、プレイヤーの戦略性を維持しつつ、複雑な手順を削減しました。
また、カードテンプレートの更新により、ゲームテキストの明瞭さが向上しています。
これらの変更は、初心者から熟練者まで、すべてのプレイヤーにとってポジティブな影響を与えるでしょう。
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