【MTGRocks】記事情報:忘れられていたMTGのプリズン系アーキタイプ、重大なルール変更で急浮上。



マジック:ザ・ギャザリング(MTG)における「英雄譚」のルール変更が、競技シーンに大きな波紋を広げています。
特に「ウルザの物語」を採用した赤単・プリズンデッキに追い風となるこの変更は、長らく環境から姿を消していたデッキの復活を予感させる内容となっています。
要点解説
-
英雄譚の新ルール
-
これまで、能力を失った英雄譚は生け贄に捧げられていたが、今後は場に残り続けるように。
-
伝承・カウンターの増減もできず、影響を与えるカードが取り除かれるまでその状態が続く。
-
-
「ウルザの物語」と「血染めの月」の組み合わせが強力
-
英雄譚が第II章に達した後、「血染めの月」を出すと、それ以上伝承・カウンターが進まない。
-
英雄譚が場に残り、毎ターン構築物トークンを生み出せる=ゲームの決着手段となる。
-
-
モダン環境での赤単・プリズンの可能性
-
「捨て身の儀式」や「敏捷なこそ泥、ラガバン」の宝物トークンによって2ターン目に「血染めの月」をプレイ可能。
-
「宝石鉱山」で後手でも加速が見込める。
-
「仕組まれた爆薬」「トーモッドの墓所」などを探せる「大いなる創造者、カーン」も採用されている。
-
-
他の勝ち筋の存在
-
「反逆の先導者、チャンドラ」による継続的なダメージ。
-
「鏡割りの寓話」での手札調整と宝物生成。
-
「エンチャント破壊」「基本地形」の採用が今後増える可能性。
-
まとめ
今回の英雄譚に関するルール変更により、競技環境では新たな可能性が広がっています。
とりわけ「ウルザの物語」を利用して構築物トークンを継続的に生成できる赤単・プリズンは、これまでの最大の弱点だった「ゲームを終わらせる手段」を手に入れました。
まだ完璧なデッキではないものの、環境の変化に伴いメタの中心に食い込む可能性も見えてきました。
そして、Final Fantasyセットを契機に始まったこのルール変更が、今後のモダン環境にどのような影響を与えるのか――注目が集まります。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック
コメント