【MTGRocks】記事情報:ファンに人気のMTGフォーマットに6枚の禁止カードが追加。





Magic: The Gathering Arena上で展開されている競技性の高い100枚構築・シングルトンフォーマット「グラディエーター」は、統率者を用いない独自の戦略環境を持つ人気フォーマットです。
2020年のコロナ禍に誕生して以来、プレイヤー主導で発展を続けてきましたが、2025年6月10日、史上最大規模となる6枚のカードの禁止改定が実施されることが発表されました。
これにより、環境の多様性と健全性を維持することが目的とされています。
要点解説
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「魂の導き手」
・ボロス・エネルギーなどで活躍している強力な白のクリーチャー
・「オセロットの群れ」との組み合わせで盤面を一方的に支配する動きが問題視
・構築不要で強すぎるため禁止対象に -
「孤独」
・マナ不要で除去できる点が強く、白の支配力が高まりすぎていた
・ミッドレンジデッキへの抑圧を軽減する目的で禁止
・類似カード「激情」は引き続き使用可能だが、将来的に禁止の可能性も -
「魔女王、ターシャ」& 「軍勢の武勇、タージク」
・どちらも盤面を毎ターン支配する能力を持ち、除去しにくい
・「オーコ」や「一つの指輪」と同じく、プレイヤーの選択肢を狭めるため禁止 -
「極性の逆転」
・ゲーム展開を大きく揺さぶる高い不確実性が問題に
・運要素の強さによる不快なプレイ体験から禁止へ
・デュエルコマンダーでも既に禁止済みの前例あり -
「骨の皇帝」
・単体でゲームを決定づける力を持ち、リアニメイトデッキを強化
・既に禁止されている「再活性」に近い役割を果たすため、連鎖的に禁止措置
まとめ
今回の禁止改定は、グラディエーター・フォーマットにおける最も大規模な調整であり、今後の環境安定化に向けた重要な一歩となります。
特定のカードによる一方的な試合展開やプレイヤーの不満を解消するため、禁止対象を明確に選定。
とくにアリーナにおける特別ゲストやボーナスシート経由の高性能カードが今後も増える中で、さらなるバランス調整が求められています。
グラディエーターの健全な発展に向けた取り組みに今後も注目が集まります。
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