【AETHERHUB】記事情報:フレーバー再現度が完璧なファイナルファンタジーMTGカード10選。











『マジック:ザ・ギャザリング』と『ファイナルファンタジー』のコラボセットは、発売前から多くの懸念と期待を集めていました。
特に「ユニバースビヨンド」シリーズに関しては、企業色が強くなりすぎるのではという声も。
しかし、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストは今回も世界観に忠実なカードデザインを数多く生み出し、ファンからは称賛の声も上がっています。
この記事では、原作ファンを唸らせた「フレーバー勝利」なカードをいくつか紹介し、その魅力を解説します。
要点解説
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「ザックス・フェア」(FF7)
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弱小クリーチャーとして登場し、自己犠牲によって別のクリーチャーに力と装備を継承。
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クラウドにバスターソードを託す原作の名シーンを完璧に再現。
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カードは約144円で計算しておよそ144円で1マナのサクリファイスカードとして使える性能。
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「トンベリ」(FF5以降)
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1マナ2/1だが麻痺状態で登場、ゆっくりと接近して一撃必殺。
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先制攻撃+接死により、戦闘の恐怖を表現。
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原作での「地味に歩き寄ってきて突然倒される」体験がそのまま反映。
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「召喚:ナイツオブラウンド」(FF7)
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8マナで発動、複数ターンに渡って騎士・トークンを生成。
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原作で13人の騎士が連続で攻撃する演出をMTGの英雄譚で再現。
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最終章では全軍に破壊不能を付与し、決戦感を演出。
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「親衛隊長、ギルガメッシュ」(FF5以降)
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装備品を場に出す能力で「伝説の武器コレクター」の設定を再現。
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侍・シナジーも強く、指揮官戦でも活躍可能。
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「暗黒騎士、セシル」(FF4)
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暗黒騎士からパラディンへと変身する両面カード。
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原作での自己犠牲と贖罪の物語を、戦闘ダメージとライフ変化で表現。
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「シーンドライブ、ライトニング」(FF13)
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先制攻撃+トランプル+絆魂で、原作のスピード感ある戦闘スタイルを表現。
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「ノックアウト」能力でダメージを倍増し、原作のコンボ戦術をMTGに応用。
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「スピラの罰、『シン』」(FF10)
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7/7とサイズは控えめだが、墓地からランダム再生産する効果で「破壊と再生のサイクル」を体現。
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青黒緑の3色が、海・死・自然の輪廻を象徴。
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「フェニックスの尾」(FF4以降)
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墓地からクリーチャーをタップ状態で戻す、再生アイテムそのまま。
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不死者への追放効果は、回復魔法がアンデッドにダメージを与える原作仕様を反映。
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「スピラの希望、ユウナ」(FF10)
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英雄譚やエンチャントクリーチャーとの相性が抜群。
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全体強化と回復を併せ持ち、原作の「希望と犠牲」のテーマを内包。
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「独創的な革新者、シド」(FF全般)
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全15作のシドを1枚のカードで表現、15種類のアートバージョンが存在。
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墓地と場にある技術者数によってアーティファクトと英雄を強化。
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青白の色組みは、技術と秩序を象徴。
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「グルメなク族、クイナ」(FF9)【ボーナス】
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カエルを生成・食べて強くなる効果で「食欲と成長」のテーマを再現。
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フレーバーテキストは原作のセリフを引用し、愛嬌たっぷり。
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まとめ
今回のファイナルファンタジーとのコラボセットは、ただのタイアップを超え、キャラクターや世界観への深い理解に基づいた「フレーバー重視のデザイン」が光っています。
カード1枚1枚に原作ファンへのリスペクトが込められており、MTGプレイヤーのみならずFFファンにとっても満足度の高い内容と言えるでしょう。
商業的な懸念を吹き飛ばすほど、作品愛に溢れた仕上がりは、ユニバースビヨンドの成功例として今後語り継がれるかもしれません。
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