【MTGRocks】記事情報:『タルキール:龍嵐録』のアンコモンのトラが、奇抜な無限マナコンボを可能にします。



『タルキール:龍嵐録』で新たに収録されたアンコモン・クリーチャー「玉虫色の虎」を中心に、スタンダードで成立する無限マナコンボが発見されました。
必要なパーツは複数ありますが、条件が整えば一瞬でゲームを終わらせる爆発力を持っています。
メタゲームの一角を担う可能性もあり、注目が集まっています。
要点解説
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基本となる無限マナコンボの構成
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必要なカードは以下の4枚:
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「玉虫色の虎」
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「うろつく玉座」 – 「猫」を指定
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「行き届いた採掘」
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フィニッシャー(Xマナ呪文など)
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虹色の虎を出すと、5色×2マナ=10マナ獲得。
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発掘で虎を3マナで戻し、5マナで再キャスト。ループにより毎回2マナ増加。
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無限マナを得て、X呪文などで即勝利。
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おすすめのフィニッシャー候補
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「金脈のハイドラ」や「爆弾車」「瀉血」などXマナ呪文。
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「望み無き悪夢」などの再利用可能なパーマネントでライフや手札を削るルートも存在。
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コンボ特化構築:ナヤ型
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MTG Creative Combosによる提案。
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「ラノワールのエルフ」などの加速に加え、デッキ掘りカードを多数採用。
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精緻な発掘と相性の良いパーマネント多め。
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欠点:対アグロ性能とインスタントの乏しさ。防御がほぼ「お手伝いする狩人」頼り。
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代替構築案:マルドゥ・ピクシー型
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コントロール性を重視した構築。
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「望み無き悪夢」「勢い挫き」「税血の刃」などでゲームを遅らせる。
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「養育するピクシー」「陽光真珠の麒麟」なども加えることでピクシー戦術に適応。
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「瀉血」数枚で決定力も確保。
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メタ環境との相性と課題
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スタンダードは現状非常に高速環境。
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赤単アグロ(ネズミ、「コーリ鋼の短刀」)には速度負けしがち。
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コンボ成立には4~5マナ域の展開が必須で、遅れやすい。
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カウンターやバウンスが得意な青黒系(ディミーアミッドレンジなど)にも弱く、コンボパーツの確保と維持が難しい。
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単体での性能が低いパーツが多いため、安定性に課題あり。
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カジュアル&Bo1環境向け
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派手な動きが好きなプレイヤーにとっては魅力的。
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ArenaのBest-of-One(BO1)環境ではサプライズ性能が高く、一定の勝率が期待できる。
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競技環境(BO3)での安定運用はやや厳しい見込み。
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まとめ
「虹色の虎」による無限マナコンボは、スタンダードにおいて非常にユニークで爆発力のあるギミックです。
必要なパーツの組み合わせとタイミングさえ整えば、1ターンで勝利を決められる力があります。
しかし、現環境の高速かつ対策が進んだ構築を前にすると、安定した勝率を維持するのは難しいのが現実です。
それでも、ナヤやマルドゥなど構築次第では可能性を見せており、今後のリスト次第で突如環境入りを果たす可能性も否定できません。
カジュアルやBo1では特に光るコンボなので、興味があるプレイヤーはぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
「虹色の虎」は『タルキール:龍嵐録』に収録されています。
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