【MTGRocks】記事情報：奇妙な新MTGデッキ、忘れ去られたメカニズムをパウパーに復活させる。
『ゼンディカーの夜明け』で初登場した「パーティ」メカニズムは、登場以来長らく日の目を見ないままでした。
しかし、『ファイナルファンタジー』の盛り上がりに合わせるように、MTGのパウパー環境にて、「ゴルガリ・パーティ」という新たなアーキタイプが注目を集めています。
■要点まとめ
-
「ゴルガリ・パーティ」デッキが登場
-
プレイヤーMVanniがパウパーリーグで5勝0敗を達成した新戦略。
-
デッキ名は「Salsa Verde」。
-
-
中心となるカード：「マラキールの血僧侶」
-
パーティの人数に応じてライフ・ドレインを行うクレリック。
-
繰り返し場に出すことでフィニッシャーとして機能。
-
-
柔軟なパーティ形成
-
「新米密教信者」＝ウィザード、「ギルド公認のこそ泥」＝ローグ。
-
「仮面の蛮人」＝すべてのタイプを持つチェンジリング。
-
「大牙勢団の襲撃」も裏面がならず者で1ターン目のアクションに最適。
-
-
バウンスギミックで繰り返し使用
-
「くっつき舌の歩哨」で「マラキールの血僧侶」や他パーマネントを手札に戻す。
-
「死者の神のお告げ」や「税血の刃」などの再利用でアドバンテージを拡大。
-
-
除去やドロー補助も豊富
-
「喪心」による除去、リソース補充に「熱狂的な献上」「腸抜きの洞察」などを搭載。
-
「発掘」で墓地から再利用も可能。
-
-
現環境への有効性
-
「バーン」系デッキに対してライフ吸収が有利。
-
青単テンポ（バウンス系）にも相性良好。
-
「ジャンド・ワイルドファイア」の『モダンホライゾン2』産アーティファクト土地を「仮面の蛮人」で対応可能。
-
■まとめ：隠れた戦略がメタを変える可能性
「ゴルガリ・パーティ」はこれまで軽視されていた「パーティ」メカニズムに焦点を当てた、新しい息吹を吹き込む戦略です。
単発ではあるものの、現環境の主要デッキに対して良好なマッチアップを持っており、今後のパウパーシーンで存在感を増していく可能性を秘めています。
メタが固定化しやすいパウパーにおいて、このような革新的アーキタイプは大いに歓迎されるでしょう。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック
コメント