新たなイゼット・コンボデッキ、スタンダード最強カードをあえて不採用。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:新たなイゼット・コンボデッキ、スタンダード最強カードをあえて不採用。

 

 

 

 

MagicCon: Las Vegasで開催された「Pro Tour Final Fantasy」では、「イゼット・果敢」が参加者の約40%を占め、トップ8に4席を確保しました。
残る4席は「赤単・アグロ」が独占し、赤絡みデッキの支配力が改めて浮き彫りとなりました。

要点解説

  • 「イゼット・果敢」と「赤単・アグロ」の圧倒的支配

    • 「イゼット・果敢」が場の約42%、「赤単・アグロ」が約11%を占め、トップ8はいずれも赤絡みデッキという極端な構図。

  • 新勢力:「イゼット・コンボ(大釜型)」の台頭

    • 「迷える黒魔道士、ビビ」を中核とするこのデッキは、墓地からカードを除外し能力を植え付ける「アガサの魂の大釜」を利用。

    • 「プロフトの映像記憶」や「冬夜の物語」と組み合わせて大量の+1/+1カウンターとドローを得る構築。

    • プロプレイヤーPaulo Vitor Damo da Rosaもこのデッキで8勝1敗の記録を残し、その強力さを証明。

  • コンボの仕組み

    • 「迷える黒魔道士、ビビ」や「ヴォルダーレンの興奮探し」を墓地に送りつつ「アガサの魂の大釜」で能力転用。

    • 「冬夜の物語」+調和コストでドロー連鎖→「プロフトの映像記憶」でクリーチャー強化の流れ。

    • 盤面を崩せば一気にゲーム終盤に突入できる爆発力。

  • デッキ構築の工夫

    • 「逸失への恐怖」「光砕く者、テルサ」「氷河の龍狩り」などで墓地肥やしと盤面補強を両得。

    • 「削剥」「洪水の大口へ」「永劫の好奇心」等のインスタント枠もバランスよく採用。

  • 禁止カードへの影響

    • 「コーリ鋼の短刀」と「巨怪の怒り」は依然として禁止要求の中心。

    • しかし「イゼット・コンボ(大釜型)」はこれらに依存せず、禁止されても影響を受けにくい構成である点が注目。

まとめ

  • 現環境は赤系デッキが主力を占めており、一部カードによるメタ偏重が問題視されている。

  • 一方で、新興の「イゼット・コンボ(大釜型)」は伝統的な赤信者型デッキではなく、革新的なコンボ戦略として勢いを増している。

  • 6月30日の禁止リストでは、赤系カードへの対応が期待されつつ、新フォーマットへの影響も精査すべきポイント。

  • 今後のスタンダード環境を左右する重要な節目となるため、この流れを注意深く見守る必要があります。

注目すべき戦略として、「アガサの魂の大釜」を用いた「イゼット・コンボ」は今後のメタに確実に影響を与える可能性があり、プレイヤーは警戒すべき軸となりそうです。

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