【MTGRocks】記事情報:新たなSecret Lair スーパードロップに狂気の約1万4200円のレイズドフォイル仕様が追加。



マジック:ザ・ギャザリングの人気企画「Secret Lair」から、新たなスーパードロップが発表され、界隈に衝撃が走りました。
注目は、1セット5枚入りで約1万4200円という過去最高額の「レイズドフォイル」仕様の導入。
この価格設定は、マジック界に新たな価格帯の常識を押し広げる可能性があり、プレイヤーやコレクターの間で議論を呼んでいます。
主なポイントと要点解説
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新たな特殊加工「レイズドフォイル」
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「Everything Is On Fire」「Vroooooommmmmm!」の2ドロップで初採用。
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視覚的な違いは金色の枠線やエンボス風加工が中心。
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通常版約4250円、通常フォイル版約5680円に対し、レイズドフォイル版は約1万4200円。
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カード内容と実勢価値の乖離
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「Everything Is On Fire」は赤単バーン系の定番5枚。全体の通常価格合計は約426円。
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「Vroooooommmmmm!」は「死の国からの脱出」が救いだが、それでも合計約1422円程度。
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投資回収を狙うなら、レイズド加工の人気と将来的な希少性に大きく依存。
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競技プレイヤー層とのミスマッチ
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収録カードはいずれもモダンやレガシー級の競技向け。
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高級フォイルはカードが反ったり重くなったりするため、競技環境では敬遠されがち。
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高価格の割に、実用性と目的層のミスマッチが顕著。
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近年の価格上昇トレンドと重なるタイミング
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Secret Lairの前回作「Little Witch」ではフォイル版価格が約8520円まで上昇。
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今回は一旦フォイル価格が通常水準に戻ったが、レイズドフォイルの導入で実質的にはさらに上昇。
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プレイヤーの反発がなければ、今後もこの価格帯が継続される懸念。
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ファイナルファンタジーセットの影響
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同時期に予約開始された「ファイナルファンタジー」コラボ製品も大幅な価格増。
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プレイブースター、指揮官デッキ、コレクターブースターすべてが過去作より高額設定。
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それでも予約は即完売が続出しており、プレミアム化の流れが消費者に受け入れられている状況。
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まとめ
約1万4200円のレイズドフォイルは、マジックの「プレミアム戦略」が新たな段階に突入したことを示しています。
内容と価格の乖離に疑問を抱く声も多い一方で、売れ行きが好調であれば今後も高価格ラインが常態化する可能性は十分。
とりわけSecret Lairは限定生産かつコレクター向けという位置付けが強く、今後もプレイヤーの声と市場動向が価格形成に大きな影響を及ぼすと見られます。
プレイヤーとしては、欲しいカードや加工仕様が本当に自分のプレイスタイルに合っているかを見極める目が、これまで以上に求められる時代がやってきたと言えるでしょう。
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