【MTGRocks】記事情報:ファイナルファンタジーの新たな無限コンボが発覚、カード価格が3647%高騰。


マジック:ザ・ギャザリング(MTG)とファイナルファンタジーのコラボセットは、発売前から史上最速の売上を記録するなど、圧倒的な注目を集めています。
カードの公開が進むにつれ、ファイナンス面でも注目が高まり、特定カードの需要が急騰。
特に「水銀の精霊」は、新たに公開されたコンボの影響で2000%以上の価格上昇を記録し、話題となっています。
■ 要点解説
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水銀の精霊とは?
2003年の『ミラディン』セットに登場した青のクリーチャーで、他のクリーチャーの起動型能力をコピーする能力を持ちます。
これまでは「偽善者、メアシル」など一部の統率者デッキで使われていましたが、特に人気があったわけではありません。 -
新たな無限コンボの誕生
ファイナルファンタジーコラボで登場する「迷える黒魔道士、ビビ」とのシナジーにより、無限マナコンボが可能に。
ビビの能力を「水銀の精霊」がコピーし続けることで、毎ターン制限を無視しつつ、青や赤のマナを無限に生成できます。
得たマナで「火の玉」や「歩行バリスタ」、または「威圧の杖」を使えばゲームを即座に決着できます。 -
価格高騰の理由と現在の相場
この新コンボが判明してから数日で150枚以上の新品近い状態のカードが売れ、供給不足に。
元々は約58円だった価格が、現在は約1,280円に上昇。
ピーク時には約2,174円で販売された例もあり、最大で約3647%の上昇率を記録しました。 -
在庫と再録の問題
水銀の精霊は『ミラディン』版の1回のみの印刷で、当時の印刷数も少なく、入手困難。
再録されていない現状では、供給の見通しも立たず、価格が高止まりする可能性があります。 -
今後の見通し
このコンボが競技レベル(cEDH)で主流になるとは考えにくく、一時的な過熱である可能性も。
しかし、ビビを中心にしたカジュアルな統率者デッキでは採用価値が高く、継続的な需要が見込まれます。
安定価格は700円〜1,450円前後が妥当と予測されます。
■ まとめ
ファイナルファンタジーとのコラボにより、思わぬ形で脚光を浴びた水銀の精霊。
新たな無限コンボの発見はプレイヤーの関心を大きく引きつけ、旧カードの市場価格を一気に押し上げました。今後もこのような意外な再評価が起こる可能性は十分にあり、コレクターやプレイヤーにとって注目の動きです。
ただし、過度な高騰には慎重な見極めが必要です。
再録の可能性や実戦での使用頻度を冷静に見極めた上で、投資やデッキ構築を行うことが重要でしょう。
ファイナルファンタジーセットの正式リリース(6月13日)に向けて、市場の動向を注視する価値は十分にあります。
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