【MTGRocks】記事情報:新MTG統率者フォーマット、単一枚制限を撤廃。



マジック:ザ・ギャザリングで最も人気のフォーマット「統率者戦」が、新たな形で店舗イベントに登場します。
2024年8月より、WPN店舗で実施される「コマンダー・ボックス・リーグ」は、これまでの統率者ルールを大きく変更し、構築の自由度とパック開封の体験を融合させた新イベントです。
主なポイント
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構築ルールが大幅変更
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使用できるカードは『久遠の終端』のプレイブースター1箱分(約120ドル=約17,280円)に限定。
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デッキ枚数は60枚、統率者以外は単一カード制限なし(複数枚使用可)。
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統率者の色とデッキ内カードの色は一致不要。ただし「秘儀の印鑑」など色識別に依存するカードは例外。
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実質“統率者シールド”に近い体験
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プレイヤーはデッキを一からその場で構築。
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通常の統率者戦よりもリミテッド寄りで、構築力と運が試される内容。
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統率者経験者でも新たな戦略を求められる、挑戦的な形式。
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高額な参加費
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一般的なリーグ戦は6パック(約4,320円)程度の負担で参加可能。
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一方、「コマンダー・ボックス・リーグ」は1箱(約17,280円)が必要で、4倍以上のコストに。
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『ファイナルファンタジー』セットなど、MSRPが高めのユニバースビヨンドでは1箱約31,392円になる場合も。
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プロモカード配布が参加動機に
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本イベントは「コマンダー・パーティー」のプロモ配布手段となる。
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『ファイナルファンタジー』では「選別の儀式」(優良)と「灯の燼滅」(普通)の2種が登場。
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今後のプロモ次第では、参加価値がさらに上昇する可能性も。
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今後の統率者新形式
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「Two-Headed Giant Commander」も発表済み。
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通常の統率者ルールを適用し、2人1組でプレイ。デッキは持ち込み(BYOD)。
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参加コストが低く、プロモ目当てのプレイヤーにはこちらが有力。
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まとめ
「コマンダー・ボックス・リーグ」は、統率者フォーマットの可能性を広げる意欲的な試みです。
高額な参加費と大胆なルール変更には賛否が分かれそうですが、リミテッドのような構築体験とデッキ運用を融合させたこの形式は、新鮮な遊び方として注目を集めるでしょう。
今後も「Two-Headed Giant」など多彩な統率者イベントが予告されており、Wizardsによる統率者強化の流れはますます加速していくことが予想されます。
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