新たな統率者とのシナジーで25年前のエンチャントが504%高騰。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:新たな統率者とのシナジーで25年前のエンチャントが504%高騰。

 

 

 

『ファイナルファンタジー』コラボが盛り上がりを見せる中、統率者戦で活躍する旧カードが再評価されています。
特に「魔女、ヤ・シュトラ・ルル」と相性の良いカードとして、「不快な消耗」が急激に価格上昇中です。この記事では、その背景と今後の見通しを解説します。

要点まとめ

  • 「不快な消耗」が約504%の価格急騰

    • 1ヶ月前は約178円だったが、現在は約1,072円に上昇。

    • 最近では約1,420円以上で取引されるケースも多数。最安でも約1,846円を超える状態。

  • ヤ・シュトラとの強力な相性

    • 「不快な消耗」は各プレイヤーのアップキープにクリーチャーごとにライフ1点支払うか、クリーチャーを生け贄に捧げるかを選ばせる対称効果。

    • 「ヤ・シュトラ」は対戦相手がターン中に4点以上のライフを失えばカードを引けるため、毎ターンのカードアドバンテージ源となる。

    • 「ヤ・シュトラ」の能力で3マナ以下の非クリーチャー呪文(「不快な消耗」含む)を唱えるとライフも得られるため、支払いも容易に。

  • 従来はニッチなカードだった

    • 過去には「川の殺し屋、シグ」デッキで使われていたが、全体的には使用率が低い。

    • EDHRECによると、「ヤ・シュトラ」と「シグ」以外での採用率は2%未満。

  • 供給の少なさが価格高騰に拍車

    • 初出は2000年発売の『インベイジョン』のみで再録なし。

    • フォイル版は1枚約2,840円以上で取引されており、状態の良いものは特に希少。

  • 今後の価格は不透明

    • 統率者カードの値上がりは、一時的なブームによることが多い。

    • 新たな構築済みや人気統率者の登場により、注目が移る可能性が高く、長期的には価格が落ち着く可能性も。

    • ただし、再録がなければ一定の希少価値は維持される見込み。

まとめ

「不快な消耗」は、これまで脚光を浴びることのなかった古いカードですが、『ファイナルファンタジー』統率者デッキの登場により一気に注目を集めています。
特に「魔女、ヤ・シュトラ・ルル」との組み合わせにより、毎ターンのカードドローやクリーチャー制圧手段として強力な働きを見せています。

ただし、こうした価格上昇は一時的であることが多く、需要が落ち着けば再び値を下げる可能性も否定できません。
長期的に安定した価値を保つには再録の有無がカギを握っており、再登場がなければコレクター需要や統率者人気に支えられて一定の地位を維持するでしょう。

カード投資やデッキ構築の参考にする際は、現時点の熱狂と今後の見通しを冷静に見極めることが重要です。

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