『久遠の終端』の新たな統率者スポイラーは赤の「孔蹄のビヒモス」です。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:『久遠の終端』の新たな統率者スポイラーは赤の「孔蹄のビヒモス」です。

 

 

 

 

 

『久遠の終端』のプレビューが佳境を迎える中、最後の統率者プレコン「カウンターインテリジェンス」が公開されました。
このデッキは、前日に紹介された土地と生け贄を軸とする「惑星を形作る者」とは対照的に、アーティファクトと増殖を軸にした戦略を採用しています。
その中でも、ゲームの流れを一気に決めるフィニッシャー級カード「深奥揺すりのタイタン」を筆頭に、注目の新アーティファクトが多数収録されています。

要点解説

●「深奥揺すりのタイタン」:アーティファクトを一斉攻撃に変える赤の新兵器

  • コスト:5赤赤(合計7マナ)/サイズ:5/5

  • 効果:登場時に任意の非クリーチャーアーティファクトを3/3のアーティファクト・クリーチャーに変える(ターン終了時に生け贄)

  • 追加効果:すべてのアーティファクト・クリーチャーに「速攻」「トランプル」「会戦」付与

    • 「会戦」は、攻撃した相手の数だけ+1/+1修正を得る能力(多人数戦で有利)

  • 実質的に「孔蹄のビヒモス」の赤+アーティファクト版ともいえるフィニッシャー

    • マナアーティファクトや「一つの指輪」など、通常戦闘に使わないパーツを一気にダメージ源へ変換できる

    • 準備が整えば、一斉攻撃で対戦相手を一気に倒すことも可能

●「洞察エンジン」:チャージカウンターを蓄積するドローエンジン

  • 3マナで設置、2マナ&タップでチャージ1&チャージ数分ドロー

  • 増殖や「魔力の導管」でのカウンター加速により長期戦で真価を発揮

  • タイミング制限がないため、カウンター用にマナを構えておきつつカードを引ける点も評価ポイント

  • 競技環境ではやや遅いが、カジュアルや予算構築向けの良質なカードアドバンテージ源

●「太陽電池アレイ」:烈日付き3マナマナアーティファクト

  • 効果:タップで任意の色のマナを生成+次のアーティファクト呪文に烈日を付与

    • 烈日により、アーティファクト・クリーチャーなら+1/+1カウンター、他のアーティファクトならチャージカウンターを追加

  • 「洞察エンジン」との相性が良く、3チャージ状態で場に出すことも可能

  • 特に蓄積カウンターを活用する「配備」メカニズムとの相性が抜群

  • ただし、2マナマナアーティファクトが主流の現在では、採用は構築次第

●「モーキサイト精製所」:カウンターを別のカードに移すツール

  • 2マナで設置、2マナ+タップ+任意数のカウンター消費で下記いずれかを選択(ソーサリー速度)

    • アーティファクトに蓄積カウンターX個を置く

    • クリーチャーに+1/+1カウンターX個を置く

  • 理論上は、「落とし子の穴」や「難問の細工箱」などのカウンター蓄積カードとの連携が可能

  • しかし、ソーサリー限定+重いコストによりテンポが悪く、構築の軸としては不十分

  • 「深奥揺すりのタイタン」の生け贄要員としての処理対象には向いている

まとめ

「カウンターインテリジェンス」は、アーティファクト戦略の深さと派手なフィニッシュ力の両面を持つプレコンとして、非常に完成度の高い内容となっています。

  • 「深奥揺すりのタイタン」は赤デッキやジェスカイカラーに新たなフィニッシャーの道筋を示し、

  • 「洞察エンジン」「太陽電池アレイ」などは、カジュアル構築での継続的なアドバンテージ源として価値ある選択肢

  • 一方で、「モーキサイト精製所」などのカードはやや限定的な評価にとどまりそうです

全体的に、コンボ・戦術性・爆発力を兼ね備えた構成であり、アーティファクト軸のデッキ構築を試してみたいプレイヤーにとっては必携レベルのプレコンといえるでしょう。
『久遠の終端』の登場で、ジェスカイカラーの可能性がさらに広がりつつあります。

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