【MTGRocks】記事情報:新たな伝説の騎士と人気アバターがモダン大会で大活躍。



モダン環境でかつて猛威を振るった「死の影」デッキ――通称「グリクシス・シャドウ」が、再び注目を集めています。
数年の沈黙を経て、強力な新カードの加入により、Magic Onlineのモダンチャレンジで優勝するまでに復活。
このアーキタイプは、往年の強さに加え、現代のカードパワーを取り込んだ新たな姿を見せています。
要点解説
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多くの基本エンジンは健在
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中核は「死の影」とそのサポートカード(「稲妻」「致命的な一押し」「思考囲い」など)。
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ライフを自発的に減らし、1マナで巨大クリーチャーを展開可能。
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「頑固な否認」で除去やコンボ対策もしっかり可能。
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新カードの導入でアップグレード
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「ネザーゴイフ」:簡単にサイズアップし、「頑固な否認」を安定化。
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「超能力蛙」:除去耐性とアドバンテージを両立。
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「暗黒騎士、セシル」:ライフロスをメリットに変える好相性カード。
反転後のライフゲインは「死の影」とはやや非シナジーだが、それを上回る強さ。
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メタゲームに応じた柔軟な構成
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メインに「セシル」を採用し、代わりに「敏捷なこそ泥、ラガバン」をサイドに回す構成。
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「ラガバン」は対コンボ向け、「セシル」はクリーチャー主体のメタに強い。
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対ボロス・エネルギー、オルゾフ・ミッドレンジ、ドメイン・ズーといった現環境の主要デッキに対して柔軟な戦略を展開。
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懸念点と対策
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「孤独」は「頑固な否認」で防げず、突破されやすい。
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「新たな夜明け、ケトラモーズ」や「大祖始の遺産」による墓地対策に弱い面も。
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「ギルドパクトの力線」+「ドラコの末裔」といったエンチャント系の脅威にも苦戦。
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まとめ
「グリクシス・シャドウ」は、かつての爆発力を維持しつつ、現代のカードとメタに合わせた調整を経て、モダン環境に見事カムバックを果たしました。
プレイヤーのライフを積極的にリソースとして扱い、1マナで圧倒的な盤面展開を実現するスタイルは健在。
特に「暗黒騎士、セシル」のような新顔の加入でさらなる柔軟性も獲得しています。
現環境における多くのトップデッキに対して有効な選択肢を持つ一方、除去不能なパーマネントや墓地対策といった明確な弱点も存在します。
それでも、プレイの幅広さやメタ適応力の高さを考慮すると、現在のモダンで非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
今こそ、13/13の「死の影」を戦場に呼び戻すチャンスです。
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