【MTGRocks】記事情報:ニューカペナの統率者用カウンターカードが疑わしくも448%の高騰。


ファイナルファンタジーをテーマにした『マジック:ザ・ギャザリング』の統率者デッキが大きな注目を集める中、意外なカード「契約上の護衛」が突如として価格急騰を見せています。
しかし、その裏には投機的な動きが強く関与している可能性があり、今後の動向に注目が集まっています。
注目ポイントを解説
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統率者デッキ人気と市場の静けさ
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ファイナルファンタジーの統率者デッキは極めて人気が高く、供給不足も深刻。
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にもかかわらず、通常なら見られる関連カードの価格高騰があまり起きていない。
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各デッキが世界観重視で構成されているため、既存カードとの相性やフレーバーの違いから、強化パーツの購入に慎重になるプレイヤーが多い様子。
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「契約上の護衛」のカード性能と相性
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3マナ(白2無1)のインスタントで、条件を満たせば「盾・カウンター」や「+1/+1カウンター」を全体にばらまける。
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特に「カウンター・ブリッツ」デッキとの相性が良く、全体強化と除去耐性を同時に得られる点が評価されている。
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デッキ内の「ユウナのガード、ティーダ」との組み合わせにより、戦闘時に有利な盤面が形成しやすい。
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価格スパイクの実態
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5月9日(デッキ公開の数日前)に突如219枚が売れ、5月12日、16日にも再度売上急増。
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スパイク前は約53円だった価格が、現在では約290円まで上昇。
さらに次の価格帯は約540円と跳ね上がっている。 -
売上の多くがデッキ公開前に集中していることから、これはプレイヤーによる需要ではなく、投資家による投機的買い占めと見られる。
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将来性とリスク
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「契約上の護衛」は確かにカウンター系のデッキでは優秀なカードであり、長期的に見れば他のセットで再評価される可能性がある。
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しかし現時点での実需は限定的で、今回の高騰は一時的である可能性が高い。
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在庫放出のタイミングによっては価格が再び元に戻る可能性も十分ある。
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長期的な注目ポイントとしては、キーワード・カウンターを扱う新しいカード群が将来登場した際に真価を発揮するかもしれない。
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まとめ
「契約上の護衛」はその性能自体は悪くなく、特に+1/+1カウンターを活かすデッキにとっては魅力的な選択肢です。
しかし、今回の価格高騰の背景にはプレイヤー需要というよりも、投機目的の買い占めがあると見られ、持続性には疑問符が付きます。
本当に価値あるカードとして市場に根付くかどうかは、今後の新セットや統率者環境の動向次第です。
今は無理に高値で手に入れるよりも、慎重な様子見が賢明かもしれません。
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