【MTGRocks】記事情報:甘いオルゾフ・コントロールデッキは、無敗のプロツアー1日目記録を誇る。




現在開催中のプロツアー「霊気走破」では、トッププレイヤーたちが熾烈な戦いを繰り広げています。
環境の中心にはエスパー・ピクシーやグルール・果敢といった強力なデッキが存在しますが、初日の結果は意外な展開を見せました。
初日を無敗の8-0で突破した2名のうち、マット・ナスは「版図」、ベン・スタークは「オルゾフ・コントロール」という独特なデッキを使用。
このオルゾフ・コントロールは、エスパー・ピクシーと共通点を持ちつつも、終盤戦での強力な制圧力によって他のデッキと差別化されています。
ポイント解説
1. オルゾフ・コントロールの特徴
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エスパー・ピクシーとの共通点
- いくつかのETB(戦場に出たとき能力)を持つカードを採用(例:「望み無き悪夢」)
- 対アグロ戦に強い構成
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他のデッキとの差別化要素
- 「一時的封鎖」をメインに4枚採用
- リソース削りと後半の制圧力に特化
2. 「一時的封鎖」の活用
- アグロ対策として強力
- グルール・果敢やエスパー・ピクシーの小型クリーチャーを一掃
- 自分のパーマネントも巻き込む戦略
- 「望み無き悪夢」や「不気味なガラクタ」などを一時的に追放し、破壊された際に追加のアドバンテージを獲得
- 「養育するピクシー」でバウンス&再利用が可能
3. コントロール要素の強化
- 除去&妨害カードの充実
- 「失せろ」:クリーチャー・エンチャント・プレインズウォーカーを即座に除去
- 「ヴェールのリリアナ」:手札破壊で相手のリソースを削る
- 長期戦に強いアドバンテージエンジン
- 「不浄な別室+祭儀室」でリソース差を広げる
4. メタゲームにおける強み
- プロツアーの主流デッキに対する有利な立ち位置
- エスパー・ピクシー、グルール・果敢に対して「一時的封鎖」が有効
- ディミーアやゴルガリ・ミッドレンジにも、手札破壊&リソース戦略で優位に立てる
- 「第三の道のロラン」や「安らかなる眠り」などのサイドボードカードで広範なデッキに対応
まとめ
ベン・スタークの「オルゾフ・コントロール」は、環境のトップデッキであるエスパー・ピクシーやグルール・果敢に対して強く、対策が難しいユニークなアーキタイプとして活躍しました。
このデッキの最大の強みは、「一時的封鎖」を中心とした柔軟な除去戦略と、長期戦でのリソース管理能力です。
メタゲームが進むにつれ、このデッキの評価がどう変わるのか、今後の展開に注目しましょう!
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