【MTGRocks】記事情報:「ファイナルファンタジーVII」統率者デッキは装備好きにとっての楽園。











マジック:ザ・ギャザリングの「ファイナルファンタジー」コラボが本格的に始動し、全4種の統率者デッキが一挙公開されました。
その中でも、特に注目度が高いのが「ファイナルファンタジーVII」をテーマにしたデッキです。
伝説的なキャラクターたちと装備シナジーを中心に構成されたこのデッキは、FFVIIファンだけでなく、パワフルな装備戦略を好むプレイヤーにとっても魅力的な内容となっています。
● 主な特徴と注目ポイント
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装備シナジーを中心としたデザイン
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「マテリアハンター、ユフィ」は登場時に装備を無料で装着でき、忍術との組み合わせで「巨像の鎚」を使えば13点ダメージも可能。
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「凄腕パイロット、シド」を先に出せば「巨像の鎚」を無料で唱えられるなど、装備コスト回避手段が豊富。
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「ザックス・フェア」は装備やカウンターを他のクリーチャーに移動できる柔軟性を持ち、「宝条博士」や「空中兵」も装備コスト軽減に貢献。
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装備されたクリーチャーに特化した伝説の存在
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「誇り高き戦士、レッドXIII」は警戒とトランプルを付与し、装備によるバフと好相性。
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「墜ちた英雄、セフィロス」は装備されたクリーチャーの基本サイズを7/5に固定し、集団戦略に向く設計。
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「アバランチのリーダー、バレット」はトークン生成と自動装備により、装備デッキには珍しい横展開が可能に。
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新規装備カードが3種登場
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「手裏剣、不倶戴天」は最も大きなブロッカーをタップし、対象クリーチャーのパワーも合わせて強化。
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「ギミックアーム、キャノンボール」は対象を7/7に固定。
伝説のクリーチャーには格安装備が可能。 -
「召喚マテリア」はデッキトップを唱えられる能力に加え、マナ生成とパワー強化も付属。
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アーティファクトとのシナジーも完備
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「タークスの新人、イリーナ」は「歴史的な」なカードのリアニメイト能力を持ち、継続的な成長が可能。
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「七番街スラムのアバランチ」は相手のアーティファクト数に応じてダメージを増加。
マナアーティファクトにも干渉。
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“パワー7以上”を軸にしたサブテーマ
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「復讐の贖罪者、ヴィンセント」はパワー7以上で全プレイヤーにダメージを与える可能性を持ち、爆発的フィニッシュに。
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「占い師、ケット・シー」や「賢き長老、ブーゲンハーゲン」など、パワー増加で追加ドローや恩恵を得られるカードが揃う。
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意外性のある「予顕」新カードも搭載
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「究極魔法「ホーリー」」はすべてのパーマネントに破壊不能を付与、さらにダメージを無効化する強力防御呪文。
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「究極魔法「メテオ」」は全体除去としてはコストが重めでやや不安。
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「星の深淵」はライフゲイン付き大量ドローでゲーム中盤以降の立て直しに最適。
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その他の注目カード
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「最後の古代種エアリス」は回復シナジーが薄いため浮いているが、自身で完結している点は評価できる。
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「リミットブレイク:クラウド」は状況に応じて2〜6マナで最適な除去が可能で、白の優秀除去として定番化しそう。
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「ソルジャー軍事計画」は「苦花」風の毎ターントークン生成カードとしてアグロや貴族的戦略に適合。
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高額再録カードでコスパも優秀
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約2,940円相当の「巧みな隠蔽」は、デッキ中最も高額再録カード。
新アートはファン必見。 -
「ダークスティールの板金鎧」(約1,470円)や「頭蓋骨絞め」(約810円)も装備デッキの定番として活躍。
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「顔壊しのプロ」(約735円)は赤系アグロや宝物デッキでの定番カード。
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● まとめ
「ファイナルファンタジーVII」コマンダーデッキは、ファン向けのキャラクター再現に留まらず、装備を軸とした実戦向きの構成で、シナジー・爆発力・再録価値の三拍子が揃った内容です。
伝説クリーチャーの力を引き出しつつ、装備やアーティファクト、さらには予顕やパワー7以上という多層的な戦略が可能で、FFVIIを知らないプレイヤーでも十分に楽しめる構築となっています。
価格的にも、約21,000円分以上の価値あるカードが詰まっており、コレクションにも実戦投入にもおすすめの一品です。
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