『久遠の終端』後のスタンダードのマナ基盤についての短い愚痴。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【AETHERHUB】記事情報:『久遠の終端』後のスタンダードのマナ基盤についての短い愚痴。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタンダードの最新ローテーションから2週間が経過し、新環境でのマナ基盤状況が見えてきました。
『久遠の終端』で5種のショックランドが再録された一方、一部のファストランドが欠けたことで、色の組み合わせによって大きな有利・不利が生じています。

要点解説

  • ショックランド再録の恩恵と偏り

    • 『久遠の終端』で全10種中5種のショックランドが復帰。

    • ボロス(赤白)、シミック(緑青)、オルゾフ(白黒)などの敵対色ペアは、ファストランドとショックランド両方を保持し、安定した序盤展開が可能。

    • 一方、同盟色ペアの一部(例:セレズニア)は高速土地を失い、序盤に色事故やテンポ損失が発生しやすい。

  • ファストランド不在の影響

    • ローコスト・アグロデッキは1〜2ターン目の色安定が勝敗に直結するため影響大。

    • 代替として「始まりの町」などを採用する動きもあるが、後引きではタップインやライフ支払いが足かせに。

    • ショックランドはファストランドより遅いが、「境界」(条件付き2色土地)を起動できるため中盤以降の色安定に貢献。

  • 各色ペアの適応例

    • ボロス・アグロ:4枚の「聖なる鋳造所」と「感動的な眺望所」を軸に、序盤テンポを優先しつつ基本地形は12枚程度に抑える構成。

    • セレズニア・トークン:ファストランド喪失により基本地形を多めに(平地10・森10)配置し、色事故回避と序盤安定を重視。

  • プレイヤーの反応と調整傾向

    • YouTubeや配信での対戦観察では、色事故による序盤失速が目立つ。

    • デッキ構築では基本地形の比率を増やし、3色や派手なスプラッシュは控えめにする傾向。

    • 敵対色はむしろ攻めのマナ基盤構築が可能で、ミッドレンジやスプラッシュ戦略が取りやすい状況。

  • 金銭面での影響

    • 再録された5種のショックランドは需要圧を緩和し、価格上昇を抑える効果。

    • 一方、ローテ落ちしたファストランドは同盟色の需要集中でやや高騰傾向。

    • 紙の構築では色ペアによって必要な土地の入手難度とコストが大きく異なる。

  • 今後の見通し

    • 残り5種のショックランドは次セット(UBスパイダーマン)での収録が予想され、これにより色間のバランス回復が見込まれる。

    • それまでは敵対色優位の環境が続き、同盟色は基本地形重視の安全志向構築が主流となりそう。

まとめ

現状のスタンダードは、ショックランドの再録選択によって敵対色ペアが大きく有利なマナ基盤環境になっています。
ボロスやシミックなどは序盤から安定して動ける一方、セレズニアなどの同盟色は高速土地不在の影響で構築面・プレイ面の制約が多い状況です。
残りのショックランドが揃うまで、このマナバランスの偏りは続くと考えられます。

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