『久遠の終端』で新たな2マナ版「精神隷属器」装備品が登場。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:『久遠の終端』で新たな2マナ版「精神隷属器」装備品が登場。

 

 

 

対戦相手のターンを操るという、MTGの中でも非常に印象的な効果を持つカード――その代表格である「精神隷属器」に、新たな仲間が加わります。
『久遠の終端』で登場する「統制の腕輪」は、同様のコントロール効果を持ちながら、装備品という新しい形で実装されました。
決して手軽ではありませんが、うまく使えば統率者戦で強力な戦略カードとなる可能性を秘めています。

要点解説

  • 「統制の腕輪」の基本仕様

    • 装備品タイプのアーティファクトで、装備してから効果を発動する必要がある。

    • ソーサリー・タイミングで起動し、自身を追放することで対戦相手のターンを完全にコントロール可能。

    • 起動コストは15マナと非常に重いが、装備されているクリーチャーのパワー分だけコストが軽減される。

  • 効果的な運用法

    • 巨大クリーチャーとの組み合わせが鍵

      • 例:「ヤーグルとムルタニ」や「原初の飢え、ガルタ」など、パワー10以上のクリーチャーを持つデッキなら、わずか2〜5マナで効果発動が可能。

    • 装備シナジーのある統率者デッキでも活躍。

      • 例:「再鍛の黒き剣」などの装備品でパワーを底上げし、支配の腕輪のコスト軽減を図る戦術が有効。

  • マルチプレイヤー環境での有用性

    • 通常の装備デッキは1対1戦では強いが、複数の対戦相手に干渉されやすい。

    • 「統制の腕輪」は1人を殴って削り、もう1人のターンを奪って妨害できるため、盤面維持やリカバリーに貢献

  • 再利用・拡張の手段

    • 「統制の腕輪」は効果起動後に追放されるため、「アカデミーの廃墟」などの定番アーティファクト回収手段は使えない。

    • しかし、「大いなる創造者、カーン」の-2能力なら追放領域から再回収が可能

    • さらに、「幻術師の篭手」のように起動能力をコピーできるカードを使えば、複数人のターンを同時に支配することも理論上可能。

  • 注意点と制約

    • 起動に必要な条件(装備・マナ・大型クリーチャー)が多く、構築のハードルは高い

    • とはいえ、統率者戦のようなマナが豊富な環境では現実的な勝ち筋になり得る。

まとめ

「統制の腕輪」は、「精神隷属器」系効果の中でもユニークな装備品バージョンとして登場し、統率者戦を中心に活躍の場が見込まれます。
特にパワーの高いクリーチャーと組み合わせれば、15マナという重すぎる制約を簡単にクリアでき、相手のターンを奪ってゲームを支配することが可能です。

また、「カーン」や起動能力コピーカードとの相性も良く、デッキ構築次第では複数ターンの支配や連続コントロールも狙える強力な1枚です。
通常の構築戦では重すぎて扱いづらいかもしれませんが、統率者戦においては「一発逆転」の可能性を秘めた切り札になり得るでしょう。

本格的な活用には下準備が必要ですが、それを乗り越えた先にあるのは、対戦相手を翻弄する最高の快感。ブリューワー魂が試される、魅力たっぷりの新カードです。

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