【MTGRocks】記事情報:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト、『久遠の終端』で初の事前禁止を正式発表か。


『久遠の終端』の「星景」ボーナスシートの全貌が明らかになり、多くのプレイヤーから注目を集めています。
特にMTG Arenaに新たに追加される一部の土地カードは、ヒストリックやタイムレスなどのフォーマットに大きな影響を与える可能性があるとされ、すでに禁止・制限の議論が始まっています。
要点解説
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「露天鉱床」の事前禁止
・再録が発表された「露天鉱床」は、ヒストリックで事前に禁止されることがWizardsのスタッフにより明言。
・レガシーで禁止、ヴィンテージで制限されているほどの強力な土地破壊能力が問題視されており、アリーナでも同様の懸念がある。
・ブロールやタイムレスでは即時の禁止や制限はないが、環境への影響次第で今後の対応が示唆されている。 -
高速マナ源「古えの墳墓」「エルドラージの寺院」の懸念
・「古えの墳墓」は2点ライフと引き換えに2マナを生み出す土地。
序盤の圧倒的な加速が問題とされ、プレイヤーの間では即禁止を予想する声が多い。
・「エルドラージの寺院」もエルドラージ限定とはいえ高速マナ源であり、「ウギンの迷宮」との併用を懸念する声あり。事前禁止の可能性も高い。 -
「宝石の洞窟」「緑の太陽の頂点」は現時点ではセーフか
・「宝石の洞窟」は後攻でしか加速できないため、ゲームバランスへの影響が限定的と判断され、禁止対象からは外れる可能性がある。
・「緑の太陽の頂点」も強力なカードだが、コンボ性の高い「ドライアドの東屋」がアリーナに存在しないため、問題の少ない再録と見なされている。 -
アリーナフォーマットへの影響とWotCの判断基準
・ヒストリックでは、特定の戦略(例:土地破壊、過剰な加速)が禁止対象となる傾向がある。
・ブロールは「フォーマットの精神」に反するカードが対象、タイムレスでは「暗黒の儀式」のような強力カードも許容されている例あり。
・今回の再録によって、ヒストリックやタイムレスの環境が激変する可能性がある。
まとめ
『久遠の終端』のボーナスシートは、再録カード自体の金銭的価値は高くないものの、ゲームバランスに大きな影響を与えるカードが含まれている点で注目に値します。
特に「露天鉱床」や「古えの墳墓」といった高速マナや土地破壊の強カードは、アリーナにおけるフォーマットの根幹を揺るがしかねません。
今後、Wizards of the Coastから発表されるであろう禁止・制限リストの更新に注目が集まります。
価格の観点だけでなく、環境全体への影響を見据えた上で、各プレイヤーはデッキ構築を進める必要があるでしょう。
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