「サイオンズ・スペル」統率者デッキにて新たな伝説のクリーチャー17体が公開。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:「サイオンズ・スペル」統率者デッキにて新たな伝説のクリーチャー17体が公開。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィザーズ・オブ・ザ・コーストは先日、ファイナルファンタジー統率者デッキ4種のフルリストを突如公開しました。
通常であれば著名クリエイターを通して順次公開される形式が採られる中、今回はまったく異なるアプローチ。
中でもFF14をテーマにした「サイオンズ・スペル」デッキは、カードドローと呪文唱えをテーマとした構成で、多くのファンの注目を集めています。

● 注目ポイントまとめ

  • 伝説のクリーチャーが17体も収録

    • 通常の構築済みデッキとは異なり、17体もの新規伝説クリーチャーが収録。

    • 主な統率者候補は「魔女、ヤ・シュトラ・ルル」と「時空を渡りし者、グ・ラハ・ティア」。
      どちらも呪文連打を支援する効果を持つ。

  • ペア統率者候補:「アリゼー・ルヴェユール」&「アルフィノ・ルヴェユール」

    • 青白のパートナー能力持ちで、2つ目の呪文を唱えるたびに効果が誘発。

    • 単体ではややパワー不足だが、テーマ性にマッチしておりファンデッキ向き。

  • 構築向けカードも多数

    • 「テロフォロイ、アシエン・ファダニエル」は墓地のインスタントやソーサリーに応じて対戦相手のリソースを破壊。

    • 「リセ・ヘクスト」は攻撃的な性能で他のアグロデッキに向く性能。
      「エルピスの所長、ヘルメス」は鳥トークン生成+占術。

    • 「タタル・タル」や「クルル・バルデシオン」「ウリエンジェ・オギュレ」などは、宝物や手札補充・マナ軽減といった支援効果が豊富。

  • 墓地活用&非クリーチャー呪文連打が強力

    • 「第三の座、エメトセルク」は墓地から呪文を唱える能力を持ち、「パパリモ・トトリモ」などのダメージ発生装置と好相性。

    • 新カード「トランス」はダメージ付きのルーティング呪文、反復ではトークンが出ない点に注意。

    • 「「リーパー」の両手鎌」は継続的なダメージを与えることで魂魄カウンターを蓄積、戦力強化につながる。

  • 一部カードは他のデッキ向け

    • 「聖竜フレースヴェルグ」や「エスティニアン・ヴァーリノ」はドラゴン部族デッキでこそ真価を発揮。

    • 「闇の戦士、アルバート」は伝説クリーチャーが多い白黒デッキ向けの性能。

    • 「召喚:蛮神善王モグル・モグXII世」は専用トークン(モーグリ)の生成が不安定で活かしづらい。

  • 新規装備&エンチャントも収録

    • 「「踊り子」の投擲武器」は絆魂とバフを付与、装備デッキで活躍。

    • 「「青魔道士」の青魔器」は相手の墓地から呪文を奪えるが、状況によりバリューに差。

    • 「停滞の光」は条件を満たせば大量ドローが可能な防御系エンチャント。

    • 「邪竜の眼」はクリーチャーを強化・誘導攻撃させ、盤面コントロールに貢献。

    • 「稀なるつわもの」は盤面が大きければトークン+強化を提供する豪快なフィニッシャー。

  • 再録カードの価値はやや控えめ

    • 最高値は土地の「沈んだ廃墟」(約3,234円)。

    • 他には「古術師の地図」(約1,323円)、「殺し」(約1,176円)、「領事の権限」(約882円)など。

    • 再録カードの多くは新イラストで登場し、フレーバー面での価値が高い。

    • 「伝説の秘宝」はFF14の感動的なシーンを描いており、コレクション価値に期待。

● まとめ

「サイオンズ・スペル」は、ファイナルファンタジーXIVの世界観を再現しつつ、カードとしての実用性も兼ね備えた構築済み統率者デッキです。
カードドローと非クリーチャー呪文のシナジーを軸に、多数の伝説キャラクターが戦略を彩ります。
全体的にバランスよく設計されており、箱からそのまま遊んでも高い完成度を誇ります。

一部カードは他デッキでの活用が前提の設計ですが、それでも十分にデッキ全体のパフォーマンスを引き上げる構成。
再録カードの金銭的価値は控えめながら、新規カードの多くは将来的に統率者戦での注目株となりそうです。

ファンデッキとしても、プレイアブルな統率者デッキとしても魅力的な内容で、FF14ファン・MTGプレイヤー双方にとって満足度の高いデッキとなっています。

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