「二つを一つにする歴史、その2」 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTG公式】記事情報:「二つを一つにする歴史、その2」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Magic: The Gathering』(MTG)の進化には、特定のデザイン要素が繰り返し現れることがあります。
その一例が「二つの機能を持つカード」です。
これらのカードは一枚に複数のカードとしての機能を持ち、ゲームの戦略性をさらに豊かにしています。
今回は、2015年以降に登場したこれらの「二つの機能を持つカード」の歴史と、その進化について解説します。

要点解説

  • 二つの機能を持つカードの定義: これらのカードは一枚に複数の名前やアートが存在し、それぞれ異なる能力を持つことが特徴です。

  • 『イニストラードを覆う影』および『異界月』:

    • 両面カードの復活: このセットでは、前面がエンチャントや土地、ソーサリーで、裏面が強力なクリーチャーに変わる両面カード(DFC)が導入されました。
    • 合体メカニズムの登場: 二枚のカードが合体して強力なクリーチャーになる「合体」が登場しました。
      特に「ギセラ」と「ブルーナ」が合体して生まれる「ブリセラ」は大人気となりました。
  • 『アモンケット』と『破滅の刻』:

    • 余波: 余波は分割カードのようなもので、手札から上部をキャストし、その後墓地から下部をキャストする形式です。
      これにより、プレイヤーは二つの異なるスペルを順に使えるようになります。
  • 『イクサラン』と『イクサランの相克』:

    • 探検をテーマにした両面カード(DFC): 『イクサラン』のカードは、探検の成果として強力な土地に変わる仕組みを取り入れました。
      「イトリモクの成長儀式」はその代表例です。
  • 『エルドレインの王権』と『ゼンディカーの夜明け』:

    • 出来事メカニズム: クリーチャーが登場する前に、インスタントやソーサリーとして出来事を行うメカニズムが登場しました。
      出来事が成功すると、後からクリーチャーとしてプレイできます。
    • モード付き両面カード(MDFC): ゼンディカーの夜明けでは、両面が異なるカードタイプ(呪文や土地)を持つMDFCが登場しました。
  • 『ダスクモーン:戦慄の館』:

    • 部屋メカニズム: ダスクモーンの部屋は二つの異なる能力を持つカードで、それぞれ異なる効果を提供します。
      これにより、プレイヤーは状況に応じて選択肢を増やすことができ、戦略の幅が広がります。

まとめ

二つの機能を持つカードは、MTGの進化を象徴する重要な要素です。
これにより、プレイヤーはゲームの柔軟性と戦術の深さを体感できます。
初めは少数であったこのデザインは、次第にその人気とともに拡大し、現在では多くのセットで採用されています。
今後もこれらのカードはさらに進化し、MTGの戦略性を高める存在となるでしょう。

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