【MTGRocks】記事情報:約2万8400円の統率者・デッキを発表。



2025年5月12日に発売予定のSecret Lair指揮官デッキ「Everyone’s Invited」が、ようやく全貌を現しました。
再録カードが先に公開されてから約3週間、多くのMTGプレイヤーがその内容と価格に注目していました。
しかし、期待とは裏腹に、初期評価はやや厳しめ。
テーマのまとまりや土地基盤の質、さらには約2万8400円という価格設定に批判が集まっています。
要点まとめ
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メインコンセプトと構成
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「多相の戦士」と「変わり身」を中心に構成された部族デッキ。
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「限りないもの、モロフォン」や「仮面林の結節点」などにより、種族を無視したシナジー構築を狙う。
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ロード系サポート(例:「厚顔の無法者、マグダ」、「キンズベイルの騎兵」)やトークン生成カードを多数採用。
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構築上の問題点
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シナジーをつなぐキーカードが少なく、「仮面林の結節点」がなければ能力がかみ合わない場面も。
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クリーチャーは「多相の戦士」18枚に対しサポートカード19枚と、バランスに不安。
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土地基盤は低コストでまとめられており、テンポの遅さやマナ事故の原因に。
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収録カードの金銭的価値
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高額再録として「闇市の人脈」(約1846円)、「キンズベイルの騎兵」(約1704円)、「同族の支配」(約1420円)などが含まれる。
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他にも「同族の召喚」(約994円)、「仮面林の結節点」(約213円)といった中堅カードが収録。
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総額評価では約2万8400円相当とのことだが、約142円未満のカードも多く含まれ、実際の価値とは乖離がある。
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価格に対する反発と背景
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過去のSecret Lair統率者デッキは約2万1300円だったが、今回は約2万8400円に値上げ。
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内容は従来と同等かそれ以下と見なされ、SNS上では「値上げの根拠が不明」との批判が相次ぐ。
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直前に登場した約8,535円の豪華版シークレットレイヤーとの対比で不満が加速。
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今後の展望と供給予測
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限定生産商品であるが、直近の「20 Ways to Win」デッキも売り切れずに在庫が残っている地域がある。
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販売戦略によっては今回の商品も急いで購入する必要はない可能性も。
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まとめ
「Everyone’s Invited」は、テーマとしての面白さや美しい新規アートがある一方で、デッキとしての完成度や価格の妥当性に疑問を抱かせる内容でした。
特に土地基盤の貧弱さやカード間のシナジーの弱さは、統率者戦において実用性を損なう要素です。
価格面でも約2万8400円という設定は、過去の製品と比較してプレイヤーの期待に応えられていないという声が多数。
限定品ゆえに一定の需要は見込まれますが、即買いではなく慎重な判断が求められる一品となりそうです。
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