【MTGRocks】記事情報:ファイナルファンタジー映画の注目アイテムにMTGプレイヤー落胆。

『ファイナルファンタジーXV』のファンにとって、「Ring of the Lucii」は物語の核心をなす重要なアイテムです。
過去のルシス王の魂を宿し、強力な魔力を操る代償として使用者の命を削る――そんな重厚な設定があるにもかかわらず、MTG版の「The Ring of Lucii」はまさかのアンコモン扱い。
その性能とレアリティのギャップに、多くのファンが落胆しています。
要点解説
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性能は地味で、競技向きではない
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2マナ&1点ライフ支払いで非土地パーマネントをタップする能力。
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タップ能力は「氷の干渉器」に類似するが、マナ効率が悪く、構築戦では使われないレベル。
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一方で、2マナを生み出すマナ加速能力も持つが、全体としての役割が中途半端。
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「面晶体の記録庫」と比較される性能
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同じ4マナアーティファクトである「面晶体の記録庫」は2マナ加速に加え、カード2枚を引ける起動型能力を持つ。
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それでも構築戦では採用されない現状から、「Ring of the Lucii」の構築級使用は厳しいと考えられる。
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統率者戦での可能性
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氷雪やタップ戦略を使う統率者(例:「氷冠のヒルダ」)では一定のシナジーあり。
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構築戦では難しくとも、ブロールや統率者などの遅い環境ではギリギリ実用圏内。
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ファンの怒りと「フレイバー失敗」
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ゲーム本編では敵を即死させるなど圧倒的な力を持つ指輪が、「ただタップするだけ」の効果に。
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一部プレイヤーは「壊れた伝説級装備として『一つの指輪』に配慮しすぎたのでは」と推測。
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同セット内で「世界を救うものまね中、ゴゴ」が神話レアとして扱われているのと対比され、不公平感が増大。
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他の「フレイバー不一致」も問題視
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FF14ボーナスシートのカードも、各ストーリーを象徴する演出に乏しく、シリーズファンから批判されている。
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FF作品の重要キャラやアイテムが過小評価されている例が散見される。
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まとめ:「Ring of the Lucii」にふさわしい威厳はどこへ?今後の調整に期待
MTG版「The Ring of Lucii」は、性能的にも物語的にもプレイヤーの期待を大きく裏切る内容でした。
本来であれば神話レア級の存在感を持つべきカードが、アンコモンかつ平凡な効果に抑えられたことで、FFXVファンを中心に落胆の声が広がっています。
とはいえ、アートや一部カードのデザインには光るものもあり、今後のセットでより丁寧な「フレイバー再現」が行われることに期待したいところです。
少なくとも、これが最後の“惜しい再現”になってほしいと願うファンは少なくありません。
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