「量子の謎かけ屋」、「原始のタイタン」、「ピナクルの特使」モダンで大暴れするカードたち。 -マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:「量子の謎かけ屋」、「原始のタイタン」、「ピナクルの特使」モダンで大暴れするカードたち。

2025年10月にアメリカ・ヒューストンで開催された「Regional Championship – SCG CON Houston」では、1045人が参加し、モダン環境の最新トレンドが明らかになりました。
この記事では、上位入賞した注目デッキとその特徴を紹介します。

注目デッキの要点まとめ

・ジェスカイブリンク(優勝)
「量子の謎かけ屋」を軸にしたブリンク系ミッドレンジ。
「敏捷なこそ泥、ラガバン」による早期展開と宝物トークンでの加速が強力。
「火の怒りのタイタン、フレージ」や鏡割りの寓話など赤の強力カードを採用し、攻撃的な構成に。
「記憶への放逐」を最大限に活用できる点も強み。

・アミュレットタイタン(4位)
「精力の護符」とバウンスランドを駆使して3ターン目に「原始のタイタン」を展開するコンボデッキ。
「事件現場の分析者」と「変容する森林」による無限ループも搭載。
「洞窟探検」や「探検」などのマナ加速カードを採用し、安定性を向上。

・ピナクル親和(6位)
「ピナクルの特使」と0マナアーティファクトを連打して爆発的展開を狙う高速アグロ。
「河童の砲手」による1ターンキルも可能。
弾薬トークンと「仕組まれた爆薬」のコンボや、「影槍」による構築物強化も強力。
対策カードが多い中でも53%の高勝率を記録。

・ボロスエネルギー(準優勝)
「魂の導き手」や「電気放出」などのエネルギーギミックを活かしたアグロデッキ。
「ナカティルの最下層民、アジャニ」や「オセロットの群れ」による横並び戦術が強力。
「火の怒りのタイタン、フレージ」の脱出と「栄光の闘技場」の組み合わせで最大12点のダメージも可能。

・メタゲームの傾向
コンボデッキが多い中で、ジェスカイブリンクやピナクル親和のようなフェアデッキが健闘。
特にジェスカイ型は58%という高勝率を記録し、現環境のトップメタに。
アミュレットタイタンは複雑ながらも高い再現性と速度を持ち、練習する価値のあるデッキと評価。

まとめ

今回の地域チャンピオンシップでは、モダン環境の多様性と進化が明確に表れました。
「量子の謎かけ屋」を中心としたジェスカイブリンクの台頭、アミュレットタイタンの新たな無限コンボ、ピナクル親和の爆発力など、どのデッキも独自の強みを持ち、メタゲームに大きな影響を与えています。
今後のプレイヤーズコンベンション横浜2025でも、これらのデッキがどのように活躍するか注目です。
モダン環境で勝ちたいプレイヤーにとって、今がまさに研究と調整の好機と言えるでしょう。

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