【MTGRocks】記事情報:MTGで5枚のカードが実験的に禁止解除、再録禁止リストの1枚も解禁。





カジュアルな楽しみ方が中心とされる「統率者戦」ですが、競技的に特化した派生フォーマット「cEDH」や「デュエルコマンダー」も存在します。
特に1対1形式のデュエルコマンダーは膨大な禁止リストによって環境を維持してきました。
今回、そのフォーマットで5枚のカードが実験的に禁止解除され、大きな注目を集めています。
要点解説
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「ラノワールの使者ロフェロス」
・膨大なマナを生み出すリザーブドリストのカード。
・序盤から大型クリーチャーを展開できるが、現環境の高速戦術や対策の存在により解禁。 -
「アスモラノマルディカダイスティナカルダカール」
・「地獄料理書」と組み合わせて除去+リソース確保が可能。
・当時は強すぎたが、現在の速度環境とデッキ構築コストを考慮して解禁。 -
「遵法長、バラル」
・過去には手札選別とコスト軽減で環境を支配したが、今の速度では脅威度が低下。
・新アーキタイプを生み出す可能性に期待して解禁。 -
「守り翼の使い魔、エシオル」
・「共闘」持ちの一体。かつては過剰な強さで大量禁止された。
・現在は「1体しか唱えられない」ルール調整や環境のパワー上昇により、単体では抑えられると判断。 -
「忠臣」
・伝説クリーチャー限定で再アニメイト可能。
・過去には「アトラクサ」などを早出しする危険性があったが、現環境では対策も豊富で、制約も重いと評価され解禁。 -
意義と安全策
・デュエルコマンダー委員会は「毎週月曜に再禁止可能」としており、問題発生時には即対応できる。
・未知のシナジーによる暴走のリスクはあるが、カードごとの制約や既存の代替手段によりリスクは限定的。
・過去のモダン環境のように「カード自体より組み合わせが問題化する可能性」も指摘されている。
まとめ
今回の5枚のアンバンは、デュエルコマンダーに新たな活気を与える実験的な試みです。
高いポテンシャルを持つカードが解禁されたものの、環境全体の速度や多様性を踏まえれば「許容範囲」と判断されました。
さらに「柔軟に再禁止できる仕組み」により、暴走を防ぎつつ新しいデッキ開発の余地が広がっています。
今後の結果次第では、この取り組みがウィザーズの公式フォーマットにも波及する可能性があり、プレイヤーにとって大きな注目点となるでしょう。
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