【MTGRocks】記事情報:MTG、統率者戦でのハイブリッド・マナ運用ルールが見直しか。



2025年10月の「WeeklyMTG」配信にて、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストは統率者戦・フォーマットに関する複数の変更を発表しました。
10枚の「ゲームチェンジャー」カードの解除や、2枚の禁止候補の発表に加え、最も注目を集めたのが「ハイブリッド・マナ」のルール変更の可能性です。
この変更が実現すれば、約500枚のカードが新たに使用可能となり、デッキ構築の幅が大きく広がることになります。
主なポイント
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ハイブリッド・マナの扱いを「AND」から「OR」へ変更検討
現在の統率者戦では、例えば「贖われし者、ライズ」は白緑両方の色を持つカード(AND)として扱われ、白単や緑単のデッキには使用不可。
変更後は「白または緑」(OR)として扱われ、どちらかの単色デッキでも使用可能に。
他フォーマットではすでに「OR」扱いであるため、統一性の観点からも合理的。 -
変更の影響と制限
戦場に出た後の色識別は従来通り両方の色を持つ扱い。
「死儀礼のシャーマン」のように、ルールテキストに複数色が含まれるカードは引き続き多色カードとして扱われる。
「ファイレクシア・マナ」や両面カード(例:「大天使アヴァシン/ 浄化の天使、アヴァシン」)には今回の変更は適用されない。 -
単色デッキの選択肢が大幅に拡張
「女王への懇願」のようなカードは色識別がなくなり、すべてのデッキで使用可能に。
単色デッキの構築難易度が下がり、より柔軟な戦略が可能になる。 -
プレイヤーの反応は賛否両論
RedditやTwitchでは好意的な意見が多い一方、20年以上続いたルールを変えることへの抵抗感も根強い。
統率者戦独自の「AND」ルールは、フォーマットの個性として支持されてきた背景もある。
ウィザーズは公式Discordでフィードバックを募集中。
最終決定は2026年第1四半期(2月頃)に行われる見込み。 -
今後のセットとの関連性
2026年発売予定の『ローウィンの昏明』ではハイブリッド・マナがテーマの一つとなっており、今回の変更がそのセットに合わせて導入される可能性も。
まとめ
ハイブリッド・マナのルール変更は、統率者戦・フォーマットにおける大きな転換点となる可能性があります。
デッキ構築の自由度が増す一方で、長年のルールを変えることへの慎重な姿勢も必要です。
ウィザーズはプレイヤーの声を重視しており、最終的な判断は2026年初頭に下される予定です。
今後の動向に注目が集まります。
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