『ダスクモーン:戦慄の館』リミテッドレビュー – マジック:ザ・ギャザリング

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【晴れる屋】記事情報:『ダスクモーン:戦慄の館』リミテッドレビュー

新たなMagic: The Gathering(MTG)セット『ダスクモーン:戦慄の館』が登場し、ホラーテーマの要素がプレイヤーを魅了しています。
このセットは、古典的なスラッシャー映画やホラー映画の影響を強く受けており、特にハロウィンの雰囲気を感じさせる内容になっています。
この記事では、このセットで導入された新しいメカニズムや、リミテッドで注目すべきカードについて解説します。

要点解説

1. 新メカニズム

  • 兆候
    一定のカウンターを取り除いて徐々に効果を発揮する「待機」風のメカニズム。
    クリーチャー・エンチャントの「大主」サイクルに採用されています。

  • 戦慄予示
    「予示」を改良した能力で、2/2のクリーチャーを予示し、ライブラリー上のカードを墓地に送る効果も持ち、墓地肥やし戦略に役立ちます。

  • 部屋
    2面の効果を持つエンチャントカード。
    片方の「部屋」をプレイ後、もう一方の部屋を開放できる、汎用性の高いカードです。

  • 生存
    第2メインフェイズ開始時にクリーチャーがタップ状態であれば誘発する能力。
    攻撃せずにタップさせる方法も活用できます。

  • 違和感
    エンチャントが戦場に出たときや、部屋を完全に開放した際に誘発する能力です。

2. 色別トップコモン


  • 「眠りからの襲撃」や「画面の中への幽閉」が優れた除去として機能。
    特に「軽業のチアリーダー」は飛行能力を付与できる優れたクリーチャーです。


  • 「声も出せない」は1マナでクリーチャーを無効化できる優秀なエンチャント。
    「トンネルの偵察者」は2体のクリーチャーを戦場に出すカードで、カードアドバンテージを得られます。


  • 「殺害」は定番の強力な除去。
    「闇への恐怖」は攻撃時に相手に圧力をかける優秀な威迫クリーチャーです。


  • 「焦熱の竜火」は強力な除去呪文として再録されており、赤の攻撃的戦略を支えます。


  • 「怪物的出現」は2マナでクリーチャーを選んでダメージを与える優秀な除去。
    「脊柱狙いのムカデ」は土地をサーチし、昇華すれば強力なクリーチャーになります。

3. リミテッドにおけるアーキタイプの分析

  1. 赤白アグロ
    速攻で軽量クリーチャーを展開し、素早く勝負を決めるデッキ。

  2. 黒緑昂揚
    様々なカードを墓地に送り、「昂揚」能力を活かすデッキ。

  3. 白黒リアニメイト
    リアニメイト戦略で墓地のカードを有効に活用する。

  4. 赤緑昂揚
    攻撃的な戦略を持つが、昂揚も併せ持つデッキ。

  5. 緑白生存
    「生存」能力を活かして、メインフェイズでクリーチャーを強化する。

4. 最強カードトップ10

  1. ミストムーアの大主
    4マナで飛行クリーチャーを生成し、長期戦でトークン生成能力が強力。

  2. ヴァルガヴォスの猛攻
    早い段階から強力なクリーチャーを展開できるカード。

  3. 不浄な別室/祭儀室
    6/6のデーモンを生成しつつライフドレイン効果を持つ強力なエンチャント。

まとめ

『ダスクモーン:戦慄の館』は、ホラーテーマに基づいた新しいメカニズムやクリーチャー・カードを豊富に含んだセットであり、リミテッドでは特にカードアドバンテージが重要です。
特に「戦慄予示」は多くのアーキタイプで役立ち、長期戦を有利に進めるための鍵となります。
クリーチャー同士の消耗戦が多くなるセットであるため、効率よくアドバンテージを得られるカードを優先的にピックすることで、勝利への道が開けるでしょう。

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