【MTGRocks】記事情報:MTG『アバター』Tea Timeが公開、赤の「一つの指輪」キラーが話題に。





『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』セットのスポイラーシーズンが始まり、競技環境向けの強力カードや統率者戦向けの派手な効果が話題を集めています。
中でも「シーン・ボックス」製品は、各ボックスに6枚のユニークなカードが収録されており、エターナルフォーマットでも活躍が期待されています。
今回は「Tea Time」シーン・ボックスから公開されたカードを中心に紹介します。
要点解説
Momo’s Heist:奪って使って破壊する赤の除去呪文
一見地味な「Momo’s Heist」は、実は統率者戦で非常に強力です。
4マナで相手のアーティファクトを一時的に奪い、ターン終了時に生け贄に捧げることで除去します。
「一つの指輪」や「ボーラスの城塞」「グレートヘンジ」など、強力なアーティファクトを一時的に利用して破壊できるのは大きな利点です。
序盤に「太陽の指輪」を奪うだけでもテンポを崩せるため、赤単デッキの新たな定番カードになる可能性があります。
Mai and Zuko:同盟者とアーティファクトを支援する伝説クリーチャー
「Mai and Zuko」は、同盟者に「瞬速」を与えるほか、アーティファクトに「フラッシュバック」を付与するユニークな能力を持ちます。
これにより、同盟者デッキ以外でもアーティファクト中心のデッキで活躍が可能です。
「ヴィダルケンの宇宙儀」のような役割を果たし、特に「火の技」との相性が良く、マナ加速と連携したプレイが可能です。
ただし、色の制約があるため、統率者戦ではメインよりも統率者としての運用が中心になります。
Aang and Katara:盤面展開に特化した同盟者支援カード
「Aang and Katara」は、タップされたクリーチャーやアーティファクトの数に応じて同盟者を展開する効果を持ちます。
これにより、「海門の伝承師」などと組み合わせれば手札補充も可能です。
「召集」テーマとの相性が良く、トークン生成とマナ支払いを両立できます。
ただし、高マナコストとタップ条件があるため、特定のデッキでの採用が前提となります。
Toph, Greatest Earthbender:土地シナジーとマナ加速を兼ね備えた統率者向けカード
「Toph」は統率者ゾーンから唱えるたびにマナ能力が強化されるため、マナシンクとの相性が抜群です。
「Lands Matter」テーマや、ETB(場に出た時)効果を活かすデッキでも有効です。
「精霊の魂、アニマー」「ティムールの咆哮、エシュキ」などのデッキでは、無料で唱えられるクリーチャーとしてゲーム展開を加速させる役割を果たします。
Uncle’s Musings:多色デッキ向けの手札補充カード
「Uncle’s Musings」は、4マナで最大5枚のカードを手札に戻す効果を持ちますが、「召集」条件により多色デッキでのみ活躍します。
追放効果があるため、繰り返し使用は不可で、特定のアーキタイプに限定されるカードです。
まとめ
「Tea Time」シーン・ボックスには、見た目以上に強力なカードが揃っており、特に「Momo’s Heist」や「Toph, Greatest Earthbender」は統率者戦での活躍が期待されます。
同盟者やアーティファクト、土地シナジーなど、さまざまなテーマに対応したカードが収録されており、デッキ構築の幅を広げる内容となっています。
今後のシーン・ボックスカードの公開にも注目が集まっており、MTGアバターセットは今季の注目製品としてますます盛り上がりを見せています。
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