【MTGRocks】記事情報:アバターの影響で「最強の同盟者統率者」が295%の高騰。



2025年11月発売予定の『アバター:伝説の少年アン』セットに先立ち、Wizards of the Coastは大量のカードを先行公開。
その中でも「同盟者」部族の復活は多くの注目を集め、これをきっかけに過去カード「タズリ将軍」が突如として高騰し始めました。
要点解説
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「同盟者」復活で「タズリ将軍」が再評価
・サンディエゴ・コミコンで「Katara, the Fearless」が公開され、同盟者部族の復活が確定
・「タズリ将軍」は5色の統率者であり、新規同盟者カードと抜群の相性を誇る
・2016年の『ゲートウォッチの誓い』で1度だけ印刷された神話レアで希少価値も高い -
統率者としての性能が非常に高い
・登場時に任意の同盟者クリーチャーをライブラリーから手札に加えるサーチ能力を持つ
・WUBRG(5色)で同盟者全体に+X/+Xバフが可能(Xはその色数)
・構築の自由度が高く、新アングなどのカードとのコンボや「隠れ統率者」戦略にも対応 -
価格推移と高騰の背景
・7月中旬には1枚約63円だったが、現在は約250円に上昇(295%超)
・販売価格では約440円~約918円のリストも出現
・7月24日、297枚が一日で売れる「プチ買い占め」現象が起きる
・8月のファーストルック配信後も174枚が売れ、勢いは継続中 -
供給と再録リスク
・現時点ではTCGPlayer上に123枚の在庫があり、まだ完全な品薄ではない
・本カードには特別版などのバージョン違いがなく、供給は元から少なめ
・唯一の別バージョンはプレリリース版で、すでに2,000円台後半 -
今後の価格と注意点
・今は平均で約294円以下の水準のため、上昇余地はまだある
・ただし、アバター人気が一時的に落ち着く「スパイダーマン」公開時には下落の可能性あり
・統率者由来の需要は変動しやすく、再録(TLEカードなど)があると価値が大きく下がる恐れも
まとめ
「タズリ将軍」は、アバターセットにより再注目された「同盟者」戦略において、事実上唯一の5色対応統率者というポジションを確立しています。
その万能なサーチ能力と限定的な印刷状況により、価格は今後さらに上昇する可能性があります。
一方で、再録リスクや一過性の需要であることも事実。安価なうちに入手しておくのは有力な選択肢ですが、購入する際は今後の情報も注視しながら判断するのがよいでしょう。
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