アブザン・サーガのスタンダード構築、ユウナの力を完璧に活用。 – マジック：ザ・ギャザリング

FFコラボMTGのカード「スピラの希望、ユウナ」を活用したサプライズデッキが登場。
MTGアリーナで採用され、初戦で10勝1敗の大勝利を記録しました。
今回はその戦略や注目点を詳しく紹介します。

要点まとめ

• ユウナが主軸の専用構築
  　「スピラの希望、ユウナ」は自分のターン中に護法２を持つガード持ちで、終了ステップ開始時にエンチャントを蘇生可能。
  その能力を最大限に活かすため、墓地にエンチャントを送りつつ、強力な蘇生先を揃えた構築になっている。

• 墓地肥やし＋手札ディスカードギミック
  　「隠された真実」や「ベイルマークの大主」が墓地肥やしとユウナのサーチを両立、「苦々しい勝利」で大型エンチャントを捨てつつ手札枚数を確保。

• 蘇生対象の大型エンチャントが強烈
  　「召喚：ナイツオブラウンド」は一気にクリーチャーを展開、「召喚：バハムート」は9/9の飛行＆威迫持ちで盤面を一変。
  ユウナと組み合わせればトランプル＆絆魂も付与され、ほぼゲーム終了級のアドバンテージ。

• ミッドレンジ戦での強さ
  　「幻獣との交わり」や「ホーントウッドの大主」「召喚：フェンリル」といったカードがテンポとマナ加速をサポート。
  クリーチャー展開やディスカード蘇生との相性が抜群。

• 妨害ギミックで盤面制圧
  　「ギックスの残虐」はユウナと同様に大型蘇生を再度可能にし、「力線の束縛」を超低コストで展開して相手の動きを妨害。デッキ全体の柔軟性も高い。

• 勝ち筋と苦手対策
  　アグロ系やパンプ呪文中心には、絆魂や大型蘇生で逆転が可能。
  ディミーアのミッドレンジには墓地＋蘇生ギミックが有効。しかし「アゾリウス・全知」など高速ワンショットコンボやカウンター多用デッキには対応が困難である点には注意。

まとめ：玄人好みの面白構築、対メタ次第で輝く新戦術

ユウナを中心に据えたこのデッキは、他の統率者デッキにない独自性と爆発力を備えています。
蘇生×大型エンチャントのギミックは構築に手間がかかりますが、その分成功時のリターンは非常に大きいです。
アリーナでのランク戦やイベントで一味違うデッキを探しているプレイヤーには、ぜひ試してほしいタイプです。

メタを見極めて使えば、驚異的な結果を見せる可能性もあります。
ユウナの圧倒的なエンチャント蘇生力を活かせるこのデッキは、次なる注目株になりそうです。