【MTGRocks】記事情報:Wizards、ソニックのSecret Lair販売で転売屋問題に「対処」。


最新のSecret Lair販売において、限定商品の即完売や転売屋の横行などが再び問題化しています。
特にソニック・ザ・ヘッジホッグをテーマにした次回ドロップに向けての懸念が高まる中、Wizards of the Coast(以下WotC)は新たな購入制限策を打ち出しました。
本記事では、その内容と考えられる影響について検証します。
要点解説
-
Secret Lairの過去トラブル傾向
Final Fantasyとのコラボでは、限定商品の即完売、バグ、長時間待機列といった問題が頻発し、ファンの不満が噴出しました。 -
ソニック・ザ・ヘッジホッグの新ドロップ
カードのデザイン、再録カードの豪華さなどから期待度は高く、今回も即完売が予想されます。 -
購入制限の導入
-
一人につき各商品(通常版/フォイル/バンドル)2点まで購入可能。
-
結果、最大で各商品6点〜10点程度まで入手可能になります。
-
従来は一人で5点以上同時購入できたため、供給枯渇の一因となっていました。
-
-
懸念される副作用
-
転売屋が複数アカウントやボットを使うインセンティブが増し、リソースの分散やサーバ負荷増大が懸念されます。
-
過去ドロップで話題の「先頭割り込みバグ」が未修正であれば、公平性がさらに損なわれる恐れもあります。
-
-
根本的な解決策の提案
-
以前試験的に導入されたハイブリッド販売モデルの再採用。
-
制限付き販売に加え、大量印刷による需要吸収が有効ですが、WotCはまだ採用に踏み切っていません。
-
-
購入タイミングの重要性
-
ソニックLairの発売は7月14日(Pacific Time)9時開始。
-
ただし、過去のケースからすると購入スタート時点で売り切れになる可能性も高い。
-
まとめ
WotCが導入した「一人2点限り」の購入制限は、スキャルパーによる買い占め抑制を意図した前向きな措置です。
しかし、複数アカウント使用や技術的な抜け道を阻止できていない点では不完全であり、「緩やかな競争緩和」にとどまっているのが現状です。
最も効果的なのは、ハイブリッド型販売の再導入や印刷数の大幅増加ですが、こちらへの動きはまだ見られません。
購入を狙う一般プレイヤーにとっては、発売時刻にはPC前で待機し、できる限り迅速に決済を済ませることが基本となるでしょう。
今後WotCがどのような追加策を取るか、そしてこの購入制限が実際に功を奏するのか、引き続き注目が必要です。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック
コメント