【MTGRocks】記事情報:ウィザーズが、重大なMTGトークンの問題に静かに対処します。
これまでMagic: The Gatheringのブースターパックには広告カードが封入されていたが、新セット『霊気走破』では広告カードが完全に廃止されることが明らかになった。
これにより、トークンカードの供給が増えることが期待されている。
しかし、トークン不足の問題が完全に解決するわけではなく、依然として懸念点が残る。
本記事では、広告カードの廃止がもたらす影響と、トークン供給の今後について解説する。
要点解説
1. 『霊気走破』で広告カードが廃止
- 広告カードは2007年の「第10版」から導入され、新セットの告知やマーケティングの目的で使用されていた。
- 広告カードの裏面にはプレイのヒントなどが記載されていたが、ゲームに直接役立つものではなかった。
- 『霊気走破』では広告カードを完全に排除し、その枠をトークンまたはアートカードに置き換える仕様に変更。
2. トークンの封入率はどの程度増える?
- 『サンダー・ジャンクションの無法者』の公式記事によると、アートカードの封入率は35%、残り65%がトークンまたは広告カードだった。
- 『霊気走破』では広告カードが削除されたため、トークンの封入率が65%に増える可能性が高い。
- これにより、プレイヤーが公式のトークンを手に入れる機会が増えることが期待される。
3. トークン供給の増加によるメリット
プレイヤーにとっての利点
- 公式トークンの供給が増えることで、土地カードやメモ用紙で代用する必要が減る。
- ゲーム体験の向上につながる。
コレクターにとってのメリット
- 一部のトークンカードは非常に高い市場価値を持つ。
- 例:「メカ巨神のコア」のトークンは現在約1,057円で取引されている。
- 一部のメタゲームで重要なトークン(例:「鏡割りの寓話」のゴブリンシャーマントークン)も高値で取引されている。
- トークンの供給が増えることで、市場価格が安定し、手に入りやすくなる可能性がある。
4. 依然として残る懸念点
アートカードの存在
- 広告カードが削除されたものの、アートカードが依然として封入されている。
- アートカードの封入率が35%のままか、50%に増加する可能性もあり、これによってトークンの供給量が制限される可能性がある。
- アートカードはコレクター向けには魅力的だが、ゲームプレイには不要な要素であり、トークンの代わりに封入されることへの不満もある。
トークンの市場価値の変動
- 供給が増えることで、希少なトークンの市場価値が下がる可能性がある。
- これまで高額で取引されていたトークンの価格が下落することで、コレクターの投資価値が低下するリスクもある。
まとめ
- 『霊気走破』では広告カードが完全に廃止され、トークンまたはアートカードの封入に置き換えられる。
- トークンの封入率は最大65%まで増加する可能性があり、プレイヤーにとってはメリットが大きい。
- 一部のトークンは高い市場価値を持つため、コレクターにとっても魅力的な変更となる。
- アートカードの封入率が上昇すると、トークンの供給が思ったほど増えない可能性もある。
- 完全な解決策ではないが、トークン不足の問題が大きく改善される第一歩として注目される。
今後、アートカードが削除され、100%トークン封入のパックが登場するかどうかにも注目が集まる。
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