ウィザーズ、『久遠の終端』収録カード3枚を事前禁止。 – マジック:ザ・ギャザリング

mtgrocks

【MTGRocks】記事情報:ウィザーズ、『久遠の終端』収録カード3枚を事前禁止。

 

 

 

 

 

『久遠の終端』の実装を控え、MTGアリーナのフォーマット「ヒストリック」に大きな影響を与える禁止カードの発表が行われました。
特に「星景」に収録される強力カード群の中から、3枚のカードが事前禁止となり、プレイヤーの間でさまざまな議論を呼んでいます。

要点解説

  • ヒストリックで禁止された3枚のカード

    1. 「露天鉱床」

      • 基本土地も対象にできる強力な土地破壊カード。

      • 「世界のるつぼ」とのシナジーで、毎ターン土地破壊も可能。

      • レガシーではすでに禁止、ヴィンテージでは制限。

      • 参考価格:約1,030円

    2. 「古えの墳墓」

      • ライフ2点の代償で無色マナを2点出す「ソル土地」。

      • 1ターン早い高速展開が可能で、プリズン戦術や早期制圧型デッキで猛威。

      • 将来的にはブロールやタイムレスでも環境を支配する可能性。

      • 参考価格:約3,675円

    3. 「月の大魔術師」

      • 土地を「山」に変えるクリーチャー版「血染めの月」。

      • 簡単に除去されるものの、貪欲な多色マナ基盤を対策できる。

      • 現在のヒストリックでは「血染めの月」や「海を割る者」も禁止中。

      • 参考価格:約735円

  • 禁止されなかった注目カード:「エルドラージの寺院」

    • エルドラージ呪文限定で無色2マナを出す「ソル土地」。

    • 「ウギンの迷宮」との併用で爆発的な展開が可能。

    • エルドラージ系の支配的戦略を助長するのでは?と一部で懸念の声も。

  • プレイヤーの反応と懸念

    • 「禁止が中途半端」「土地破壊系ばかり禁止して、加速カードはOKなのはおかしい」といった声が多い。

    • 「魂の洞窟」の禁止は、マナベースに厳しい制限を与える一方で、貪欲な4色ソリン系デッキには良いカウンターになるとの意見も。

    • フォーマットの健全性への懸念が高まる中、WotCは「継続的な監視と追加の対応を行う」と声明。

まとめ

『久遠の終端』によってMTGアリーナのヒストリック環境には大きな変化が訪れようとしています。
とりわけ、事前に禁止された3枚の強力カードは、その影響力の大きさゆえに禁止措置が取られたものの、「禁止すべきカードが他にもあるのでは」といった声も目立ちます。

今後の環境次第では、「エルドラージの寺院」など現時点で禁止を免れたカードの使用率が跳ね上がる可能性もあり、Wizards of the Coastのバランス調整能力が問われる時期となるでしょう。

プレイヤーとしては、フォーマットの健全性に注意しつつ、新カードとの相互作用を見極めながら構築・調整していくことが求められそうです。
次なる禁止改定やフォーマットの変化にも注目しながら、引き続きヒストリックを楽しんでいきましょう。

MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック

コメント

タイトルとURLをコピーしました