ウィザーズ、スパイダーマンのエターナル・フォーマット対応新カード20種を公開。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:ウィザーズ、スパイダーマンのエターナル・フォーマット対応新カード20種を公開。

 

 

 

 

 

 

『久遠の終端』の発売を目前に控えた今、注目は思わぬ方向に移っています。
マジックの過密な製品スケジュールの中、なんと『マーベル スパイダーマン』セットが正式に発表され、話題をさらっています。
特に注目を集めているのが、「スパイダーマン・ウェルカムデッキ」。
これらはスタンダードや統率者戦での競技向けではなく、あくまでカジュアルプレイヤーを対象にした新規デッキであり、全30枚が新規カードという構成です。
そのうち20枚は「エターナル・フォーマット」で使用可能な新カード(SPEコード)として収録されており、ここではその新カードの内容を中心に紹介していきます。

要点解説

  • 全体像と位置づけ

    • 各ウェルカムデッキは1色構成で30枚入り。

    • 競技用ではなく、カジュアルかつ入門者向けの内容。

    • 永遠形式で使用できるSPEカードが計20種(各色4種)登場。

    • デッキ内にはスタンダード対応のSPMコードのカードも一部含まれる。

  • 白:ライフゲイン中心

    • 「スパイダーマン、ピーター・パーカー」は5マナで強力なライフゲイン時効果を持つが、統率者戦向けでスタンダードでは不採用。

    • 「期待のスター、MJ」は警戒持ちで安定感あり。

    • 「素晴らしき協力関係」など、ライフゲインとトークン生成の相性を意識。

    • 「アマチュアのヒーロー」は構築向けとしては力不足で、実質ドラフト用のカード扱い。

  • 青:ドローとバウンス中心

    • 「スパイダーマン2099、ミゲル・オハラ」は高コストに対してリターンが弱く、評価は低め。

    • 「ホログラムの助手、ライラ」はドローに応じて+1/+1カウンターをばらまくエンジンとして、特定のデッキでは有用。

    • 「アルケマックス社のスパイダー・スレイヤー」は一時的なタップ効果のみで、使いどころは限定的。

  • 黒:ヴィランと墓地シナジー

    • 「ヴェノム、エディ・ブロック」は「悪人」テーマによるドロー効果を持ち、アリストクラッツ系統で活躍の可能性あり(ただし対応するサポートが必要)。

    • 「リーサル・プロテクション」は1枚で2つの効果をまとめた高効率カード。

    • 「ヌルの落とし子、グレンデル」や「シンビオートの落とし子」は効果が地味で、構築級ではない。

  • 赤:速攻と全体攻撃型アグロ

    • 「ゴースト・スパイダー、グウェン・ステイシー」はトークン系のアグロデッキで役立つ可能性あり。

    • 「二重の災難」は一斉攻撃に向いたフィニッシュカード。

    • 「ザ・メリー・ジェーンズ」は1マナ3/3威迫だが、統率者では目立たない。

    • 「猛り狂うクラスメイト」はトークン数に応じて強くなり、条件次第では採用圏内。

  • 緑:+1/+1カウンターシナジー

    • 「スパイダーマン、マイルズ・モラレス」は盤面全体に+1/+1カウンターを与え、攻撃時にも追加効果。
      統率者またはサブパーツとして有望。

    • 「ヴェノム・ブラスト」は緑の除去手段としてカウンター強化と相性良し。

    • 「誤りし師、プラウラー」はチャンプブロック無視で育成型だがやや遅め。

    • 「いびつなスパイダークローン」は+1/+1カウンターの数に依存する効果で、状況次第で強力。

  • 価格の目安

    • これらのウェルカムデッキは無料配布やイベント参加特典の形で提供される場合も多く、仮に販売されるとしても約730〜1,460円程度と予想される。

まとめ

『マーベル スパイダーマン』のウェルカムデッキは、マジック初心者やスパイダーマンファンに向けた魅力的な導入ツールです。
各色に対応したSPEカードは、競技性は高くないものの、カジュアルや統率者戦で一定の活用が見込めるカードが揃っています。
特に赤と緑のデッキには、採用可能性の高いカードが含まれており、今後のカジュアル構築に幅を与える可能性があります。
スパイダーマンの世界観を活かしたユニークなカードデザインも魅力で、ファンアイテムとしても価値の高いセットです。
発売日や配布情報に注目しつつ、あなたのデッキにも“スパイディ”を加えてみてはいかがでしょうか。

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