【MTGRocks】記事情報:ウィザーズ、統率者環境に影響を与える2枚のカードを禁止候補に。


2025年10月の「Weekly MTG」で、統率者・フォーマットに関する衝撃的な発表が行われました。
10枚の「ゲームチェンジャー」カードがリストから解除されたばかりの中、今度は2枚の強力カードが2026年の禁止候補として名指しされ、注目を集めています。
注目のポイント
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「リスティックの研究」が禁止候補に
統率者の象徴的存在であり、「1マナ払う?」のやり取りは定番。
4人対戦では圧倒的なドロー性能を誇り、青に大きなアドバンテージを与える。
カジュアルゲームではゲーム展開を単調にしがちで、面白みに欠けるとの指摘も。
現在の市場価格は約7,500円で、禁止されれば資産価値の大幅下落が懸念される。 -
「タッサの神託者」も長年の問題児
デッキを空にして即勝利するコンボの中心カード。
「悪魔の意図」や高速マナと組み合わせれば、1ターン目勝利も可能。
「研究室の偏執狂」と異なり、対処が非常に困難。
cEDH(競技レベル)でも議論が分かれるほどの強さ。
他フォーマットでも使用可能なため、禁止されても価格(約2,250円)への影響は限定的。 -
禁止の判断基準と今後の見通し
2025年内に禁止改定は行われないと明言されているが、2026年に向けて議論が進行中。
判断は主にMTG公式Discordでのコミュニティフィードバックに基づく。
「ルールゼロ(事前合意)」によって、プレイヤー間で使用可否を話し合う文化もあるため、禁止の必要性には賛否あり。
現時点では「タッサの神託者」の方が禁止支持が多い傾向。
まとめ
「リスティックの研究」と「タッサの神託者」は、いずれも統率者環境に大きな影響を与えてきたカードです。
前者はゲームのテンポを崩し、後者は即勝利コンボの象徴として、多くのプレイヤーにとって悩みの種となっています。
とはいえ、禁止による経済的影響やプレイヤー間の合意文化もあり、判断は簡単ではありません。2026年の禁止改定に向けて、今後の議論とウィザーズ・オブ・ザ・コーストの動向に注目が集まります。
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