【MTGRocks】記事情報:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト、Secret Lairの重大な価格設定ミスを認める。

Secret Lair「Chaos Vault」シリーズの新作「Prints Charming」は、段階的な価格設定が「出遅れると高く買わされる」仕組みに見えたことで反発を招いた。
ウィザーズは配信「WeeklyMTG」で経緯を説明し、供給方式や今後の運用方針についても言及している。
【要点まとめ】
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炎上の火種:新しい価格モデル
- 「Prints Charming」は、いわゆる“早割”“支払い自由”のような価格設計を意図していた。
- ただし数量限定のSecret Lairでこれをやると、通常価格の約4,708円を超える価格帯があるだけで「遅い人が損をする」印象が強まり、批判が拡大した。
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在庫配分が逆効果に
- 価格帯ごとの在庫割合は、高額帯が5%、通常価格が45%、割安帯が50%という説明。
- 責任者は配信で、この構造は「ミスだった」と認めた。
- 高額帯が少量でも存在したことで、企画全体の見え方が悪化し、「将来的なサージプライシング(需要連動値上げ)の試運転」に見えた点が不信感につながった。
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受注生産復活は難しい
- 受注生産は物流・運用コストが重く、プレイヤー側も「到着まで数か月待ち」になりやすい。
- そのため現行の「事前印刷・数量限定」方式のほうが「ビジネスとして良い」という立場で、旧方式への回帰は否定的。
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供給改善の可能性:需要予測の精度向上
- Secret Lairは需要予測が難しい一方、手法は改善中と説明。
- 直近のコラボでは供給がある程度持ち、多くの購入希望者が買えた例もあり、これが今後の標準になる可能性が示唆された。
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転売と待機列問題は継続
- 不正購入は売上の0.5%程度という説明があったが、コミュニティ側は体感と合わないという反応が強い。
- キューは昨年6月以降で「待ち時間が300%改善」との説明。
ただし、依然として通過が難しいという声は残る。 - さらに人気ドロップの再販はしない方針を明言。
「約束」と「コレクタビリティ」を守るためとしており、取り逃した人の救済は期待しにくい。
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明るい話題:Countdown Kitの年次化と今後の予定
- 「Secret Lair Countdown Kit」は毎年ホリデーシーズンの恒例企画になる。
- 直近では「Roll for Initiative」ドロップが2月9日(月)に開始予定。
- 2026年には猫テーマのSuperdropや改訂版「Monster Hunter」Superdropなど、追加展開も控えている。
【まとめ】
「Prints Charming」は、数量限定のSecret Lairに段階的価格を持ち込んだことで「早い者勝ち+出遅れ罰」に見え、反発を招いた。
ウィザーズは善意の設計だったとしつつも、在庫配分を含めた判断ミスを認めている。
一方で、受注生産への回帰や人気商品の再販には消極的で、入手性の根本課題は残る。
今後は需要予測と運営導線の改善が、プレイヤー体験を左右する焦点になりそうだ。
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