【MTGRocks】記事情報:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト、ファイナルファンタジーMTGボーナスシート最後のカードを公開。

『マジック:ザ・ギャザリング(MTG)』と『ファイナルファンタジー』のコラボセットでは、メインセットのカードがファンの注目を集める一方、ボーナスシート「Through the Ages」の評価は今ひとつでした。
中にはアートが不評だったり、カード選定がちぐはぐな印象を与えたりするものも。
そんな中、最後まで未公開だった64枚目のカードがついに明らかに。
その正体は、人気キャラクター「クジャ」として再録された「儀式の大魔導師、イナーラ」。
性能的には注目すべき点がある一方、アート面での評価は低く、賛否両論の一枚となっています。
●要点まとめ
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「儀式の大魔導師、イナーラ」が「クジャ」として再録
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「威光」能力を持つ伝説のウィザード。
「始祖ドラゴン」や「エドガー・マルコフ」と同系統の統率者。 -
統率者エリアから効果を発揮できる強力なメカニズム。
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「イナーラ」の性能と制限
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ウィザード呪文を唱えるたびに1マナ支払えばコピーを生成できる。
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コピー効果は強力だが、伝説クリーチャーは「伝説ルール」により即座に墓地へ。
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能動的能力は7点ライフを失って全ウィザードをアンタップするが、実用性は低め。
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他のエミネンス統率者との比較
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「エドガー・マルコフ」や「始祖ドラゴン」はデッキ構築時の汎用性や即効性で優秀。
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ウィザード部族はサポートカードが少なく、評価はやや劣る。
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今後のFFコラボでウィザード強化が進めば再評価の可能性あり。
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再録としての市場価値
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トーナメント使用可能な最安値版で約325円と低価格。
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「Secret Lair」版は約967円、フォイル版は約1,834円と高値を維持。
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今回の「クジャ」版はアートの評価が低く、最安価版になる可能性が高い。
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アートの不評が影響
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CGベースの3Dレンダリングが「粗雑」「不自然」との批判多数。
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吉田明彦氏などのコンセプトアートを採用していれば評価は変わっていた可能性あり。
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●まとめ
『Through the Ages』の最後の一枚として登場した「クジャ」は、性能としては一定の需要がある一方で、アート面では不評を買う結果に。
統率者としての実力は中堅クラスで、ウィザード部族のファンや「イナーラ」の再活用を狙うプレイヤーにとっては魅力的な選択肢となり得ます。
今後のフォーマット環境やサポート次第で価値が変動する可能性もあるため、気になるプレイヤーは今のうちにチェックしておくのも良いかもしれません。
価格的には、アート評価の低さもあって比較的安価に手に入りやすい点もポイントです。
『ファイナルファンタジー』コラボセットのプレリリースでも、この「クジャ」がどのように活躍するのか、注目が集まります。
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