【晴れる屋】記事情報:エネルギーはボロスだけじゃない!?”リドラーズー”も誕生
プロツアー「久遠の終端」が終了しても、モダン環境の勢いは止まりません。
11月の「チャンピオンズカップファイナル シーズン4 ラウンド1」(横浜)や、12月開催の「MMM Finals 2025 in Tokyo」など、注目イベントはまだまだ続きます。
この記事では、10月10日から12日に行われた「Modern Challenge」シリーズの上位デッキと、注目の戦略を解説します。
注目ポイント解説
アゾリウスエネルギー:ブリンクとビートダウンの融合
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「量子の謎かけ屋」や「孤独」といった優秀なETB(戦場に出た時)能力を、「溌剌の牧羊犬、フィリア」や「儚い存在」でブリンク。
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「魂の導き手」「オセロットの群れ」など、エネルギーシナジーも併せ持ち、攻撃的な展開が可能。
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「白蘭の幻影」は「トロウケアの敷石」と組み合わせることでマナ加速に。「星原の番人」により長期戦にも強い構成。
ドメインズー(リドラーズー):謎かけ屋でさらなる強化
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「量子の謎かけ屋」採用で、ドメインズーも息を吹き返す。
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「記憶への放逐」とのシナジーにより除去・擬似ブリンクとしても機能。
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多色構成ゆえ、サイドボードの選択肢が広く、環境に柔軟に対応。
エスパーブリンク:妨害とクロックの両立
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青いピッチスペル「緻密」「否定の力」によりコンボやビッグマナ対策も万全。
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「量子の謎かけ屋」「超能力蛙」による攻撃的なクロック戦略が可能。
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「記憶への放逐」をメインに4枚採用しており、除去・妨害として機能。
イゼット果敢:速度と効率の極致
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「コーリ鋼の短刀」の登場により爆発的な打点を実現。
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「変異原性の成長」(0マナ)や「暴力的衝動」などのスペルで果敢能力を最大活用。
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「ミシュラのガラクタ」「定業」「表現の反復」による高い安定性。
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サイドボードには「呪文貫き」「記憶への放逐」「外科的摘出」など、多様な対策を採用。
まとめ
今回の「Modern Challenge」では、依然としてモダン環境の多様性とバランスの良さが際立ちました。
注目すべきは、「量子の謎かけ屋」や「溌剌の牧羊犬、フィリア」といったカードを軸としたブリンク戦略が、複数のアーキタイプに浸透している点です。
さらに、「アゾリウスエネルギー」や「リドラーズー」など、新旧の戦略を融合させたデッキが登場し、環境の幅を広げています。
一方で、イゼット果敢のような高速アグロも健在で、メタのバランスが保たれている印象です。
11月以降の大型大会に向けて、さらなるメタゲームの進化が期待されます。
あなたのプレイスタイルに合ったデッキを見つけ、次の対戦に備えてみてはいかがでしょうか?
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