【晴れる屋】記事情報:エネルギーを抑えるコンボデッキ!禁止改定の行方はどうなる?
MTGのモダンフォーマットでは、現在「エネルギー」や「一つの指輪」を中心としたデッキが環境を支配しています。
今月行われた『Modern Showcase Qualifier』や『Modern Challenge 32』では、これらの強力なデッキと、それに対抗する新たな戦略が注目を集めました。
本記事では、主要な入賞デッキと次回の禁止改定の展望を解説します。
要点解説
1. Modern Showcase Qualifier のハイライト
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開催日: 2024年11月29日
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特徴: コンボデッキが中心。上位8デッキ中7つが「一つの指輪」を採用。
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優勝デッキ: Broodscale Combo
- デッキ概要:
- 「日を浴びる繁殖鱗」と「血の長の刃」を利用した無限トークン生成コンボ。
- フィニッシュ手段は「まばゆい肉掻き」や「歩行バリスタ」による無限ダメージ。
- 注目カード:
- 「古きものの活性」: コンボパーツをサーチ可能。
- 「一つの指輪」: カードアドバンテージと時間稼ぎに貢献。
- デッキ概要:
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その他の注目デッキ: Temur Breach
- デッキ概要:
- 「研磨基地」と「死の国からの脱出」を軸にした墓地利用コンボ。
- 「モックス・アンバー」を無限に利用し、「タッサの神託者」で勝利。
- 注目カード:
- 「耐え抜くもの、母聖樹」: 墓地対策や妨害回避に寄与。
- 「機能不全ダニ」: 除去手段として優秀。
- デッキ概要:
2. Modern Challenge 32 のハイライト
- 開催日: 2024年12月8日
- 特徴: エネルギーデッキが圧倒的優位。トップ8のうち6つがBoros EnergyまたはMardu Energy。
- Dimir Frogtide
- 特徴:
- 「一つの指輪」を採用せず、墓地利用とクロックの早さが強み。
- 「忌まわしき眼魔」がフィニッシュ手段として活躍。
- 注目カード:
- 「発掘」: 墓地からクリーチャーを復活させるメインエンジン。
- 「考慮」: 手札と墓地を整えるキャントリップ。
- 特徴:
3. 迫る禁止改定と注目点
- 問題視されるカード:
- 「一つの指輪」: あらゆるデッキで使用され、ゲームバランスを崩す要因。
- エネルギー関連カード: 「色めき立つ猛竜」や「魂の導き手」などの禁止が議論。
- 期待される効果:
- 環境の多様性を取り戻し、エネルギーデッキの独占状態を解消。
まとめ
現在のモダン環境は、「一つの指輪」やエネルギーデッキが支配的ですが、禁止改定を機に新たなメタゲームの構築が期待されています。
Broodscale ComboやDimir Frogtideのようなユニークなデッキは、既存の環境を打破する可能性を秘めています。
年末のモダンイベントでは、これらの変化がどのように反映されるか注目しましょう。
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