【MTGRocks】記事情報:「カウンター・ブリッツ」構築済みデッキの影響で『ドクター・フー』のMTGカードが価格2倍に。
『ファイナルファンタジー』と『マジック:ザ・ギャザリング』の統率者コラボ・デッキが登場し、多くのプレイヤーから好評を集めています。
中でも「カウンター・ブリッツ」と呼ばれる+1/+1カウンター戦略に特化したデッキは、プレイの楽しさとアップグレード性の高さから人気を集めており、それに伴って複数の関連カードが値上がりを見せています。
なかでも「ダニー・ピンク」の価格が静かに、しかし確実に上昇している点に注目です。
● 要点まとめ
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「カウンター・ブリッツ」の人気とアップグレード需要
FF統率者デッキの中でも、「カウンター・ブリッツ」は+1/+1カウンターを軸にしたシナジーが豊富で、多くのプレイヤーが改造ベースとして使用。
これにより、強化パーツである「ダニー・ピンク」への需要が急増。
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「ダニー・ピンク」の効果とコンボ性
もともとは『ドクター・フー: パラドックスパワー』に収録されたカードで、クリーチャーが強化されるたびにドローができる能力を持つ。
自身だけでは効果は控えめだが、ティーダやユウナなどカウンターを付与する統率者と組み合わせると、安定したドローエンジンとなる。
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併用カードとの相性も抜群
デッキ内の「スフィア盤」や「発見の道」などの再録カード、そして「増殖」ギミックとの相性が非常に高く、戦場全体に+1/+1カウンターを広げた状態での手札補充が可能。
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価格推移:1ヶ月で約2倍に上昇
2025年5月初頭時点で約648円だったカードが、6月には約1,319円に上昇。
新規出品が減少したため、現在の市場価格はさらに高騰し、TCGplayerでは約2,160円スタートで出品中。
これは約328%の上昇に相当。
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拡張アートやサージフォイル版も高額化
拡張アート版は約1,420円程度の市場価格ながら、実際の出品は約2,767円~約2,879円と高止まり。
さらに入手困難なサージフォイル版は約6,480円超と、現状で実質的な販売が困難なレベルに。
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将来の価格動向と投資判断
「ダニー・ピンク」は「+1/+1カウンター」戦略との汎用的なシナジーが強く、今後の新統率者次第で再度注目される可能性も。
とはいえ、現状の価格帯はやや割高であり、他のドローソースに切り替えるプレイヤーも出始めている。
● まとめ:高騰中の今、買い時を見極めたい1枚
「ダニー・ピンク」は、+1/+1カウンター戦略を軸にした統率者デッキにおいて極めて有用なドロー手段であり、特にFFコラボの「カウンター・ブリッツ」との相性は抜群です。
価格はすでに上昇傾向にありますが、現時点の流通量の少なさからくる“バブル”的要素も含まれています。
今後、似たような戦略の統率者が登場するたびに再評価されるポテンシャルを持つ一方、現価格では投資・購入ともに慎重になるべき時期かもしれません。
とはいえ、安値で見かけたら確保しておくのも悪くない選択肢でしょう。
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