MTG クラシックな統率者のフィニッシャーが新たなフォーマットで登場。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:MTG クラシックな統率者のフィニッシャーが新たなフォーマットで登場。

 

 

 

 

統率者戦でのフィニッシャーとして有名な「孔蹄のビヒモス」が、ついに構築フォーマットで本格的に頭角を現し始めました。
『タルキール:龍嵐録』での再録によりスタンダードとパイオニアでの使用が可能になり、ついにMagic Onlineのパイオニアチャレンジで優勝デッキに採用されるまでに至っています。

要点解説

  • 「孔蹄のビヒモス」とは?

    • 8マナと重いものの、場の小型クリーチャーを一気に巨大化し、トランプルとともにフィニッシュを狙える伝説的クリーチャー。

    • 以前は主に統率者戦やレガシーのエルフデッキでの採用が主流だった。

  • 「収集家の檻」との強力コンボ

    • セレズニアカラーのこのデッキでは、異なるパワーを持つクリーチャー・トークンを並べることで「収集家の檻」の隠し持ったカード(秘匿)を無料で唱えられる。

    • 「孔蹄のビヒモス」を隠しておけば、全軍強化+速攻+トランプルで一気に勝利が可能。

  • 以前のフィニッシャーとの比較

    • これまで使用されていた「月揺らしの騎兵隊」は飛行による全体強化だったが、速攻やトランプルがないため決定力に欠けた。

    • 対単色緑のような重厚な盤面には、「孔蹄のビヒモス」のほうが圧倒的に効果的。

  • 他にも隠し持てるフィニッシャー候補

    • 「エメリアの呼び声」や「ミストムーアの大主」など、マナフラッド時も役立つ選択肢があるが、やはり本命は「孔蹄のビヒモス」。

  • 「収集家の檻」が引けなくても戦えるデッキ構成

    • 「血滾りの福音者」などのカードにより、単純なトークンビートでも十分な勝ち筋を持つ。

    • 「永劫の無垢」は長期戦で大量のドローを生み出し、2ターン目から展開できる強力なカード。

  • 除去が少ないという弱点

    • インスタントに乏しく、赤単などには苦戦も。

    • サイドボードの「ポータブル・ホール」などで対応するが、インスタントを入れすぎると「収集家の檻」の成功率が下がるというジレンマも。

  • 環境との相性と今後の展望

    • トークン戦略で横展開に強く、ミッドレンジ系(ラクドス・黒単)にも高い勝率を見込める。

    • 「孔蹄のビヒモス」による速攻キルは、コンボ系にも刺さる万能性を持つ。

    • 現在のメタゲームにおいて、セレズニア・ケージは「再注目」すべき存在になりつつある。

まとめ

再録によって構築フォーマットに帰ってきた「孔蹄のビヒモス」が、ついにパイオニアで輝きを放ちました。
セレズニア・ケージデッキとの相性は抜群で、「収集家の檻」からの隠し持ち→無料キャスト→トランプル全体強化というルートは、一瞬でゲームを終わらせる力を持ちます。

構築においては除去の少なさが不安要素ながらも、環境への適応力と爆発力でその弱点をカバーしています。
今後の大会でさらなる活躍が見込まれるデッキタイプとして、注目しておいて損はないでしょう。

「孔蹄のビヒモス」は『タルキール:龍嵐録』に収録されています。
『タルキール:龍嵐録』は↓から購入できます。

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