【AETHERHUB】記事情報:コマンダー・パワー・ブラケット – コミュニティ投票のトップ100カード
近年、エルダー・ドラゴン・ハイランダー(EDH)フォーマットを巡る議論が盛んになり、特に統率者の禁止カードに関して注目が集まっていました。
これを受け、Wizards of the Coast(WOTC)が新たに統率者戦のルール管理を引き継ぎ、今後の方向性についても発表しました。
この記事では、その中で発表された「パワーブラケットシステム」と、それに基づいたトップ100枚のカードのランク付けについて紹介します。
要点解説
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パワーブラケットシステムとは
WOTCが提案する新しい「パワーブラケットシステム」は、デッキの強さを4つのカテゴリーに分類するものです。
このシステムでは、デッキに含まれるカードの中で最も強力なカードがデッキ全体のパワーレベルを決定します。
たとえば、デッキに1枚でも「ブランケット4」のカードがあれば、そのデッキ全体がブランケット4に分類されます。 -
ブランケットの概要
- ブランケット1: 最も強力でないカードが集められるカテゴリー。
例えば、「剣を鍬に」など、汎用性がありつつも突出した強さを持たないカードが含まれます。 - ブランケット2: 強力なカード、除去、カウンター呪文などが含まれ、パワフルなプレイが可能ですが、最上級のカードではないものが入ります。
- ブランケット3: 効率的で価値の高いカードや限られたサーチカード、強力な再生術、全体除去など、バランスの取れたデッキに適したカードが集まります。
- ブランケット4: 最も強力なカード、例えば「吸血の教示者」などが含まれ、ゲームに大きな影響を与えるカードです。
- ブランケット1: 最も強力でないカードが集められるカテゴリー。
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コミュニティの意見 WOTCはコミュニティの意見を取り入れる方針を示し、実際にRedditで20万人以上が投票を行いました。
これにより、トップ100枚のカードに対するランク付けが決定されました。
これは今後のデッキ構築において重要な指標となるでしょう。 -
今後の課題 パワーブラケットシステムが正式に導入されるにあたり、ランキングされるカードの数や、コンボデッキや特定の統率者カードがどのように扱われるかが議論されています。
特に、「タッサの神託者」と「Demonic Consultation」などのコンボや強力な統率者をどのように評価するかがポイントです。 -
構築済みデッキの影響 一部の強力なカードが、既存の構築済みデッキに含まれていることから、今後これらのデッキのパワーレベルがどのように変わるかにも注目が集まっています。
もしWOTCがこれらのカードを高く評価すれば、構築済みデッキのランクが上がる可能性があります。
まとめ
WOTCが導入を進める「パワーブラケットシステム」は、統率者フォーマットにおけるデッキのパワーレベルを可視化し、プレイヤー間の公平なゲーム体験を促進することを目指しています。
コミュニティの意見も反映されたこのシステムは、まだ完全に整ってはいないものの、今後のゲームバランスに大きな影響を与えることは間違いありません。
プレイヤーはこの新しいシステムを注視し、自身のデッキがどのように評価されるかを見極める必要があるでしょう。
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